規律の中の自由が開く新たな扉(小3読書の授業) | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

小学3年生の娘、学校生活の中で楽しみにしている時間があります。
 
それは図書館司書の先生による「読書」の授業
 
母の子ども時代は、図書館と言えば、休み時間に気が向けば訪れ、気に入った本があれば借りてくるという果てしなく広がる草原のような場所でしたが、娘には少し違った位置付けのようです。言うならば、違ったメニューが楽しめるフードコートのような場所(笑)。
 
日本十進分類法(NDC)」によって分類された書籍をそれぞれのグループから好きな本をピックアップするこの手法は、モンテッソーリ教育の「規律の中の自由」に通ずるものがあります。休み時間や放課後の好きなものを好きなだけのスタンスとは異なり、範囲が決められた中で行う自己選択は、子どもには実は選び易く、娘は今まで自分が馴染みのなかった分野に出会えることを毎回楽しみにしています。
 
「産業」の区分の中で出会った「農業」という分野。大好きな「いちご」の文字に惹かれて思わず手に取ってしまったという「くだものばたけの一年」シリーズ。
 

古い書籍ですが、くだもののライフサイクルが沢山の写真と共に記されているこちらは、幼児期から取り入れたかったと感じてしまう素晴らしいシリーズ。

 

いちご狩りの体験があっても、なかなか全てのサイクルを目にすることは出来ないので、やはり書籍の力は絶大だと感じます。

 

巻末には、保護者用のページも充実しているので、娘はこれらのページをベースにリサーチしたいとのこと。全巻網羅出来た日には、ちょっとしたくだもの博士になれそうです(笑)。

 

中学受験はもちろん、小4になればやってくる暗記必須の果物の生産地も、こんな風に自らが興味を持って関わることが出来れば、暗記に頼らずして生きた知識となるのだと感じています。

 

 
知的好奇心を刺激して、新たな扉を開いてくれる図書館という場所。司書の先生のガイドにより、毎日大学図書館に通う母よりも、図書館という場所を本当の意味で知り始めた娘。幼い頃、表紙の絵で選んでいた当時の楽しみ方とは違う楽しみ方を覚えつつある9歳の持ち帰る本が楽しみで仕方がない母です♡
 

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