与えるものより奪ったものが多かったホームモンテッソーリ!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

今年はついに二桁に突入する娘。10歳という年齢の重みを感じます。振り返ってみると、2歳でモンテッソーリ教育と出会ってから「モンテッソーリ」という言葉を連呼しながら過ごした時間でした。

 

果たしてこの間に、親として何を与えることが出来たのだろう。

 

立ち止まって考えてみると、与えるよりも奪ったものが多かった気がします。モンテッソーリ教育を知ったことで気付いた「奪う」という行為。子どもがやりたがっているのに、ついつい親都合でやらせてあげられなかったり、まだできないという勝手な思い込みで、出来るはずの機会を奪ったり。余計な手助けが、奪うことに繋がると分かりながらも、ついつい手を差し伸べてしまう。

 

そんな「奪う」場面は、今まで何度あったか分かりません。

 

そして与えることが出来たと感じるものもありました。

それは娘の周りを取り巻く世界。

この世に生を受けた時点で、子ども自身は世界の一部ですが、実際に自らが体験しないと世界は娘の一部にはならないのだということも、モンテッソーリ教育を通じて学んだことでした。

 

子どもに知識を与えるのではなく、子どものニーズに応える。

 

彼女自身が探求していった世界が、今の娘の知識となり、彼女の一部となっているのだと10歳を控えた今、改めて感じます。

 

モンテッソーリ教育を知ったばかりの頃は、究極の早期教育というイメージが払拭できず、知識編重教育なのではないかと疑ってみたり(笑)。室内でおしごとばかりしていたら、身体を動かすことの楽しさを知らないまま育ってしまうのではないかとこれまた疑ってみたり(笑)。今思うと、笑い話にしかならないことが多々思い出されます。

 

遊びも学びも大好きな9歳。

これ以上ないと思われるほど人生謳歌中のYuzy。

 

モンテッソーリ教育というベースが彼女の人生にあって良かった。

改めて感じている2020年の年明けです。

 

 

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