『知能を伸ばし、身体を育て、魂を呼び覚ます』 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

最近は、通勤中はもっぱらPodcastを聴くことが増え、なかなか読書時間が取れていません。けれども、ついつい購入してしまう書籍。半年に1度くらいでしょうか。まとめて、海外から取り寄せています。

 

今回の購入先は、Simply Charlotte Mason。幼児期はモンテッソーリ教育一辺倒できた我が家でしたが、小学校に入り何年もフォローをさせていた海外のホームモンテッソーリ家庭の方々が「モンテッソーリ+シャーロットメイソン」という併用の道を辿られるのを知り、その理由を知りたくなったのが、この教育法との出会いでした。

 

モンテッソーリ女史のように著作も多くなく、非常に限られてはいるものの、読めば読むほどモンテッソーリ女史との共通点を見出すことができます。シャーロット・メイソンのメソッドのFoundationとも言える

この言葉。

 

"Children are born persons"

 

生まれたばかりの赤ん坊もすでに完全な人間であるという彼女の主張は、まさにモンテッソーリ女史と通ずるところがありました。知識や経験はこれから先積んでも、生まれた時以上になることもなければ、それ以下になることもないというこの言葉。人間は、人間として生まれ、知能、体、魂がそれぞれ分離しているわけではない。すべてが繋がっている以上、知能だけを伸ばすことを考えるのではなく、知能を伸ばし、身体を育て、そして魂を呼び覚ますものでなければならないという言葉が、常に母の中で響いています。

 

ホームモンテッソーリを開始して今年で7年目。エレメンタリーへと入ってから、学校教育が中心となった今、幼児期ほど上手くいくことばかりでなく、悶々とする時間も続いていましたが、そこにシャーロット・メイソンを取り入れることで上手く補完してくれている気がします。

 

現在受講中のUpper Elementaryが修了すれば、母のモンテッソーリ教育への学びも、後は自分自身でいかに深めていけるか。特に中学生以降は、モンテッソーリ女史の著作があまりないため、なかなか難しい部分もあるのでしょうが、そんな意味でもこの2つの教育法を上手に補完し合いながら、取り入れていきたいと思います。

 

新たな学びの目標ができたことをただただ嬉しく思っている今日この頃です。

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート