分からないことを分からないという勇気 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

今日、英会話教室の先生から娘にある指摘が入りました。

 

「分からないときは、分からないと言っていいんだよ。」

 

実は、娘。

英語でも日本語でも、自分が分からないと、何とか答えを導きだそうと、

 

「ん?」

 

と聞き返し、時間稼ぎをする癖があります(笑)。

 

夏休みに九九の暗記をしているときも、

 

「9×7は!?」

 

と聞くと、

 

「ん?9×7!?」

 

こんな調子。

英語でも同じことを繰り返すため、コミュニケーションとして不自然だと先生が仰ってくださったのです。

 

何となく娘がそう言いたくなる気持ちは分かるんですよね。

特に考えれば分かる答えの場合、尚更そうやって時間稼ぎをしたくなる。

大人の母も、きっと無意識にやっていそうです(笑)。

 

この「分からないことを分からないという勇気」。

 

非常に大切だと感じています。

これがあると、明らかに少し前の自分よりも今の自分の方が賢くなれる(笑)。

 

この術は、通訳養成所にてクラス全員の前で恥を晒さなければならない時間に、

ある程度身に着けた母です(笑)。

 

もう5年という月日を共にしてきた英会話教室の先生。

いつの間にか言語以外にも、生きていく上で大切なことを多々教わっている気がします。

 

娘にとってはちょっぴりビターな経験だった今回の英会話教室の時間。

 

もう少ししたら、大切な時間だったかと気づいてくれるかな。

 

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