相変わらず、九九のお供になっているがけ算板。この小さなビーズが子どもの心を捉えるのか、優しく丁寧に扱う姿が印象的です。
この日、娘が楽しんだのは選んだ数字をかけ算でどう表すか。その組み合わせ探しを行いました。本来であれば、数字をランダムに選び出すのですが、この日は就寝時間が近かったため、あらかじめ数字をセレクト。しかし、結局裏にしたすべての数字をおしごと。やめ時が分からないようです(笑)。
この時選んだ数字は20。赤いビーズを20個、丁寧に取り出します。
20個のビーズを1段目から横に並べていきます。それぞれの列でビーズが同じ数になったらストップ。揃わない時は、次の段へとビーズを並べます。まずは答えが20になるものとして2×10ができました。
続いて4×5、5×4、10×2…。組み合わせ探すことが仕方のない小学2年生(笑)。九九の知識を利用して、自分の予想が合っているのか、ここでも教具を使用して確かめに入る彼女。まさに自己教育の時間です。
小学生になったら、モンテッソーリ教育が入るような隙間がなくなるのではないかと心配をしていましたが、それは単なる杞憂に過ぎなかったと今になって感じます。もちろん公教育と100年以上前に考案されたモンテッソーリ教育は違ったアプローチであることは確かかもしれません。けれども、相反する感覚はまるでなく、どちらかといえば娘自身が上手く融合させている、そんな印象を受けています。きっとそれは、彼女自身が両者に共通点を見出しているから。学校の学びもモンテッソーリの学びも、彼女にはワクワクの時間。手法は違えど、”what’s next”と期待する心は同じなのでしょう。
このワクワク感に便乗させてもらっている母^ ^
楽しくて仕方がありません(笑)。
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