モンテッソーリ・算数教育「九九をかけ算板で確かめる！？」

小学校２年生の算数と言えば、かけ算。幼稚園の頃から九九を暗唱できたお友達も少なくない中、８歳を目前に控えた娘。ただ今、絶賛練習中です（笑）。

と言うのも、夏休みの数少ない宿題の一つが、九九の暗唱だから。先取りとは無縁の我が家では、この時期になり、娘も向き合う時がやってきました。ただ、暗唱しながらも、彼女の頭の中では、こちらの映像が映し出されているようです(^^;)

モンテッソーリの算数教具「かけ算板」です。木板に縦横１０個ずつの計１００個の穴が準備されています。上方には１から１０までの数字がプリントされていて、かける回数を表示。付属の１から１０のかけられる数を示す数字カードは、左側中央のくり抜かれた丸い窓にスライドさせます。

かけ算板 [並行輸入品]

 

こちらは、「３×４」の計算を表したもの。「３を４回かけてみようね。」と赤いシンボルマークをその都度「１回目、２回目…」とずらしていき、赤ビーズもその都度「１回目…１、２、３。２回目…１、２、３。…」と置いていきます。

 九九で暗唱した答えが本当に合っているのか、ビーズを数える娘（笑）。

頭の中で展開する数字よりも、一目で見える数字は、やっぱりまだ７歳児には心地が良いようです。

幼児期から触れ合ってきたビーズを持つ手は、小２となった今も健在。この小さなビーズを扱った手が、彼女の学力、生活力の基盤になっていると感じずにはいられません。

ついつい、おしごとと言うと、学校の延長のような形となってしまい、一時は学校と重ならないようなやり方にシフトを試みた時期もありました。けれどもやっぱりモンテの算数が好きな娘。笑顔が溢れる様子を見ると、あまり親が操作せず、自然体が一番だと感じます(^^;)

娘の中では、九九の裏側にあるかけ算板（笑）。

考案されたモンテッソーリ女史への敬意が止みません。

 ご訪問、誠にありがとうございます