エレメンタリー算数教育・・・その後 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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「エレメンタリー算数教育の悩み」という記事を綴ってから1週間。どうすれば、この状況を打破できるか、色々と考えてみました。

 

そこで辿り着いた答えは、「気楽に構える」(笑)。

 

母が感じているホームモンテッソーリの難しさの一つに「気負ってしまう」ということが挙げられます。整えられた教具、美しい提示。ついついこれらを目指してしまうと、なかなかホームモンテッソーリ自体を楽しむことができず、更には一番見失ってはいけない子どもの敏感期さえ見失ってしまうことがあります。

 

小学校に入学し、ますます数の世界に興味が湧いてきた娘。だったら、もっと気軽に数と接するような取り組みができればいいのですが、ついついモンテ算数というと1000ページ近くのマニュアルが頭を過り、「まだ提示の準備が整っていないから」という理由で先延ばしにしてきてしまった部分もありました。

 

モンテッソーリ女史の言葉に、「大人が最も間違いやすい過ちは、子どもを今のレベルに留めてしまうこと」というものがあります。本来であれば、もっと先へと進めるのに、ついついまだ完璧にマスターができていないから、これが終わったらこれという具合に、大人が引き止めてしまうというのです。

 

新たなドアを開ける手伝いを大人がしなければ、なかなか子ども自身で辿り着くのは難しいのが現実。だったら、やはり大人がもっと飛び込んでいかなければならないのだと感じています。

 

そのために母に必要なのは「気楽に構える」ということ。今週は、算数教具のレイアウトを少し変えてみました。ホームスクールであれば1回あたり5分から10分のおしごとを、1日に何度も繰り返すことを思えば、娘にとって取り出しやすい環境が必要だと考えたためです。結果、しばらく出番のなかった算数教具を取り出すなど、彼女にも心理的に多少変化があったようです。

 

そして娘の選択に「とことん付き合う」。小学生と言うと、幼児期よりも自立しているようなイメージですが、この時期はグループワークを楽しみたい時期。一緒に何かを作り上げたり、ゲーム性を持たせてみたり、「大人と子ども」という関係性ではなく、パートナーとして彼女の学びを一緒に探求したいと感じます。

 

そして最後に母がたどり着いた答えは「悩みを吐き出す」(笑)。つい孤独になりがちなホームモンテッソーリ。けれども、ブログを通じて沢山のホームモンテッソーリを実践されている方々との出会いがありました。オンライン上のお付き合いがほとんどですが、それでも母にとっては大きな支えとなってくださっています。まだまだ未知な部分の多いモンテッソーリ教育のエレメンタリー課程ですが、我が家の悩んで失敗した経験も、今後どなたかのお役に立てたら嬉しいと思っています。

 

そういった意味でこのブログは絶好の吐き出し場所(笑)。

いつも、拙いブログにお付き合いいただいている皆様、本当にありがとうございます。

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート