ホームモンテッソーリに求められるもの | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

{5E363722-146B-4D6E-A952-AA8F458B6B5C}

モンテッソーリ教育を家庭で実践しようとしてみたけれど、敷居が高くて・・・。
 
こんな声をよく聞きます。実際、母自身も常にそれを感じています。きっとその理由は「マニュアルがないたから。」
 
もちろん、おしごとのマニュアルは、教師養成講座を受講すれば付いてきます。けれども、それをいつどのタイミングで子どもに提示していくか・・・。どちらかというと、そっちが知りたいと思いながらも、そのマニュアルはないのが現実です。
 
言い換えれば、子育てに正解が存在しないのと同じように、ホームモンテッソーリにも正解は存在しないのでしょう。10の家庭があれば、10のやり方が存在する。これが、ホームモンテッソーリなのだと思います。
 
娘の場合は、幼児期に全日制のモンテッソーリ園に通ったわけではないため、おしごとも一通り体験した訳ではありません。我が家に揃えることができた教具、その中でもなんとなく母の提示が形になったもの。そんな限られた選択肢の中のおしごとでした。
 
そして我が家がしてきたおしごとと言えば、決してモンテッソーリ園で行なわれているものばかりではありません。娘が好きそうだと思えば、何でもおしごととしてししまい、オリジナルのものも沢山ありました。
 
今こうして考えると、我が家のホームモンテに必要だったのは、「クリエイティビティー」
 
"Follow the Child"というモンテッソーリ女史の言葉に従い、生み出されたものが、ホームモンテッソーリに必要なものなんだと思います。
 
例えば、ワークはほとんど取り入れることがなかった我が家ですが、ワークをコピーしてラミネートをし、教具棚にセットして「おしごと」としたことはありました。このちょっとしたアイディアが、ホームモンテッソーリを楽しくする・・・。そんな風に、感じています。
 
この「クリエイティビティー」。
 
学校生活にも必要だと最近心から感じています。
単調になりがちな計算や漢字の宿題。
もちろん、ルーティーンを身体で学ぶことは大事なのでしょうが、ここからどう「おしごと」に繋げていくか。課題を課題として終わらせるのではなく、楽しい体験として感じてもらう。
 
新生活がスタートしたら、まずはそんな部分をしっかりと考えていきたいと感じている今日この頃です。
 

ご訪問、誠にありがとうございますハート