今年小学1年生となった娘。けれども、我が家が新調したのはこの長机のみでした(笑)。母自身も新たにモンテッソーリのエレメンタリー教師養成講座を始めたものの、1年生はまだまだ「プライマリーからエレメンタリー」の移行の年。大々的な環境設定を行なうこともなく、行ったことと言えば、かろうじて教具を少し入れ替える程度。そんな状態が続いていましたが、引越しを機に、やっとエレメンタリーの環境設定をすることが出来そうです。
・・・といっても、娘の場合は、今でもプライマリーのおしごとを楽しんでいることもあり、特に言語と算数についてはそれほど大きな入れ替えはなさそうです。圧倒的に分野として広がりを見せているのが文化教育。公教育の理科・社会の枠を越えた、モンテッソーリ教育ならではのコスミック教育・平和教育、そして植物学・動物学などもっと細かく分野が分かれているのも特徴です。
過去記事「娘の生活動線を考える」でも触れた通り、未だに頭を抱えているのが何をどのスペースで行なうか。教師養成講座の海外の受講生の意見を聞いていると、案外多いのが「ダイニング」。キッチンへと近いことから実験なども含めシームレスな動きが出来るという意見が多く見られます。
今、母の頭にあるものは・・・。
◇言語教育
-漢字(十の画べえ 、辞書)
-文法(シンボルマーク)
-語彙(絵カード)
-書き方(メタルインセッツ)
◇算数教育
-四則計算(金ビーズ、数字カード、切手あそび、ビーズフレーム、色ビーズ、たし算版、かけ算版、ひき算版、わり算版)
◇文化教育
-コスミック教育・平和教育(太陽系模型、実験器具、百科事典、動物ミニチュア、地球儀)
-歴史(時計、百科事典、地球儀、絵カード)
-地理(地球儀、世界地図パズル、日本地図、国旗、農場セット、地図用文具、百科事典)
-植物学(ガーデニング用品、植物パズル、絵カード、百科事典、実験用器具、食材、調理器具)
-科学と実験(実験器具、調理器具、食材、植物)
-動物学(動物ミニチュア、百科事典、絵カード、人体模型)
-天文学(実験器具、地球儀、絵カード、百科事典)
-保健体育(人体模型、百科事典、食材、調理器具)
-美術(感覚教具、絵の具、マーカー、色鉛筆、画用紙、その他美術用品)
-音楽(楽器、楽譜、音源、地球儀)
◇上級日常生活の練習
-調理
-裁縫
-工作
-ガーデニング
-お茶会
-お店屋さん
それぞれの分野と思いつくマテリアルをざっと書き出してみました。
こうして見てみると、決められたおしごとのスペースだけでは完結しないのは確実。おしごと部屋というよりは、生活全般の環境設定が必要な様子です^^;一言で環境設定といっても、実際機能するまでにどれほど時間を要するのか。
しかし母の中で、力を入れたいと思っているのは「上級日常生活の練習」です(笑)。娘は、中学生になったら、毎日自分と母のお弁当を用意してくれると張り切っています♡
案外、生きていくための本当の力は、この分野で学べる気がしてなりません^ ^