それでも保持教室へと通う理由 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

先日保持教室にてイベントがありました。そしてこの日は、イベント終了後、数時間のブレイクを挟み、通常授業がスタート。結局、この日の待ち時間は計7時間!!小学校も保持教室も同じクラスのお友達のパパママと、7時間に渡る英語談義をしてきました(笑)。

 

・・・と言うのも、こちらのご夫妻。家族ぐるみで仲良くさせていただいているのですが、パパは幼少の頃海外へ移民、ママも学生時代数年を除いてはずっと海外。大学時代しか海外経験がないような母とは違い、正真正銘のバイリンガルな夫妻との英語談義は、いつも為になりノートに書き留めておきたくなるほどです^^

 

そして母との決定的な違いは・・・

 

海外を「海外」と見ているのではなく、日本をある意味「海外」と見てること(笑)。

 

初めての日本暮らしを経験している娘のお友達は完全英語ネイティブ。家族間の会話も英語です。それでも保持教室へと通う理由。

 

それは「読み書きを身につけるため」だと言います。

 

いくら両親も英語ネイティブでも、家族間の会話が英語でも、話す・聞くとは違い、やはり自然には身につかない読み書き。読書を積極的に促し、年齢相応の文章が書けるようになるまでひたすら訓練を繰り返すことができる保持教室という場は、やはりそんなお友達にも必要な場所だと言います。

 

もちろんこれを家庭でしっかりとパパやママと継続的に学習が出来れば、保持教室は不要なのかもしれませんが、頻繁な海外出張が避けられないご夫妻にとって、保持教室はペースメーカーとしても大事な場所なようです。

 

7時間のランチ、お茶、まったりタイムを終え(笑)、迎えに出向いた母たち。スクールに掲示されていた高学年のお子さん方の母のアメリカ大学時代よりも確実にレベルが上のエッセイを見て、お友達のパパが一言。

 

「やっぱり、リーディングなんだよね。」

 

良質な文章のインプットなしに、良質な文章をアウトプットすることはできない。

 

母の心に染み渡った一言でした。

 

とは言え、まだまだ1年生の娘たちには、興味が持てる本が一番だと仰るお友達のパパ。なぜなら、彼女たちが今読んでいる本は、ご自身が3年生くらいの時読んでいたからだと言います。保持教室の読み書きにおけるペースは、案外現地校より先を行っている場合もあるのではないかとのこと。

 

と言っても、読書量が圧倒的に不足している娘。

 

お気に入りの本をどう見つけるか。

こんな選定のプロセスも、我が家においては、もう一度見直す必要がありそうです^^;

 

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