モンテッソーリ・リバイバル | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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娘が子どもの家から宇宙を持ち帰りました(笑)。見事な太陽系モビールに、思わず息を呑んだ母。
 
先日小学校の入学式を終えたかと思いきや、もう夏休みもすぐそこ。まだ本格的な教科学習がなかった幼稚園時代は、迷いなしにホームモンテッソーリで来た我が家。けれども、小学校が始まると、ついに現実を目の当たりにします。そろばんや補習塾に通うお友達のレベルの高さを授業参観でひしひしと感じ、ホームモンテッソーリしか知らない娘の行く道は本当にこのままで良いのか。初めて、モンテッソーリ教育に関する不安が生まれた瞬間でした。
 
そんな考えに支配され、モヤモヤが続いている母の気持ちとは対照的に、宿題の隙間時間にもおしごとを試みる娘。算数のおしごとでは、単に計算をするのではなく、数の世界を堪能している様子が、後ろ姿でさえも分かります。

久しぶりに訪れた子どもの家で、あれほどまでにキラキラと輝いた彼女の目を見た瞬間、一気にこの迷いが吹き飛んだ気がしました。まさに、「モンテッソーリ・リバイバル」の瞬間です。

プロ棋士、藤井聡太さんもモンテッソーリ教育を受けていたというニュースと共に、娘の通う子どもの家にも問い合わせが多く寄せられるようになっているといいます。

「モンテッソーリ教育を受けたからといって、皆、藤井四段のようになれる訳でもなければ、必ずしも皆が皆、集中力がつくという保証がある訳でもない。結局は、親御さんの姿勢なんでしょうね。」

笑いながらそんなことを仰る園長先生のお言葉に大きく頷きました。実際、こうして園長先生のお言葉に幾度となく頷くことはあっても、実際それが娘に還元できているかと言えば、なかなかそうは上手くいかないのが現実。日々、モンテッソーリ教育に関する知識を身につけたとしても、それが活かされないのであれば、知らないのと同然なのでしょう。

小学校へと入学をしたことで、今まで知らなかった新たな世界が出来つつある今。どこかモンテッソーリ教育が薄れていくと感じられる時がまったやってくるのかもしれません。ただ目の前のものだけを見るのではなく、長期的な視野で物事を見ていくこと。そんな原点に立ち返ると、必然と浮かび上がってくるモンテッソーリ教育。母が道を踏み外しそうになった時は、娘がきっと軌道修正してくれる。そんな気がしてなりません。

子どもに本来備わっている「自己教育力」の高さを日々実感する毎日。
自分に必要なものを実は自分が一番分かっているということを、娘自身が感じ始めているようです。

7歳まであともう少し。
6歳児と同じベクトルを向けるよう、母自身がしっかりと地に足をつけていきたいと思います。
 

ご訪問、誠にありがとうございますハート

 


※相良先生の悲しいお知らせから、未だに上手く整理が出来ていないまま日にちだけが経っていきます。ただいま、いただいているメッセージのお返事が遅れております。数日中には、すべてお返事させていただきますので、もうしばらくお待ちくださいm(__)m