今日は小学校のお友達と一緒に動物たちと触れ合う時間を満喫してきました。幼稚園の頃は、毎日1時間以上あった自然と触れ合う機会。けれども小学生となり、30分の中休みも、案外授業の延長となることも多いようで、外で過ごす時間が減っている毎日。昔に比べ、明らかに屋内で過ごす時間が多くなっていることは、子どもの発達を阻止していると言わざるを得ないといいます。
「子どもは自然から何を学ぶのか」
モンテッソーリ教師養成講座でも触れられる機会が非常に多いトピックです。
母自身は、決して自然と共に育ってきたような子ども時代ではありませんでした。家の近所も車が多く飛び交い、週末には公園に沢山連れて行ってもらった記憶はあるものの、なぜか当時の景色を思い出そうとすると、ビルと車ばかりの灰色のイメージ。林間学校など自然と戯れる機会があっても、嬉しさはなく、逆に家にいていつもの日常を送っていたいと思うようなタイプの子どもでした。
きっとモンテッソーリ教育を学ぶ機会がなければ、娘にも同じような感覚を植え付けていたかもしれません。けれども、母が教える前に娘自身が教えてくれたことがあります。パパの実家に帰省をすると、顔色がパッと明るくなる娘。久しぶりに会える祖父母の存在はもちろんながらも、彼女を幸せにしているのは自然の存在だということに気付かされます。一日中外で走り回っているだけで大満足の娘。川の冷たさを感じてみたり、草木の匂いを確かめてみたり、土いじりをして感触を確かめてみたり。残念ながら、その時ばかりは「おしごと」も勝てません。
世界の探検は感覚から始まるというモンテッソーリ。
そしてこの感覚こそが、知識の扉を開けてくれるというのです。
モンテッソーリのエレメンタリー課程には"Zoology(動物学)"という生物学の一分野が存在します。動物が生きるとは何を意味し、生理学的な部分から人間との関係など、今まで抱いてきた可愛い存在だけに留めておかないのがモンテッソーリ教育です。
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とは言え、まだまだ「ウサギ、可愛かった〜!」と思い出の缶バッチ作りに励む6歳児♡