来年には小学生を迎える娘。その中で今後学んでいかなければならないのは「時間管理」だと考えています。習いごとは保持教室と英会話教室の2つのみですが、それでも平日は案外やることが多い彼女。かつての保持教室は週2回だったのに対し今度のお教室は週1回。少しスケジュール的には楽になるかと思いきや、通う回数が少ない分、宿題が増え、これから上手く学校との両立を図るために必要なことは、この時間管理であると考えています。
今週のスケジュール表。
もともとズボラで「○○式」といったような決まった管理の仕方ではなく、あくまでもその日にやるべきことを1週間ごとにポストイットで貼っていくだけの単純な方法ですが、特に新たな保持教室がスタートしてから、少し管理の仕方が変化しました。それは、「課題の細分化」。今までは余力があれば1週間分の宿題を一気に仕上げることも少なくなかった娘ですが、今回からは敢えて宿題を細分化してみました。
かつては英会話教室の宿題も、夏休みの宿題も早く終わらせることばかりに注力してきた我が家。そうすることで開放感を味わい、好きなだけ好きなことが出来るからです。でも、今回新たな保持教室の先生とお話をさせていただいた時に、「宿題を毎日少しずつ行なうこと」に意義があるということを強く感じました。そして親子英語の先輩ママさんからも同様のお話を伺い、始めてみました。
宿題に限っては、時間的に余裕があっても、それ以上は決して前へ進まないこと。これは案外勇気のいることだと感じました(笑)。でも、娘は毎日少ない分量としか向き合わないため、この宿題を非常に丁寧に行なうようになりました。かつては、終わりが見えないだけに、途中やっつけ仕事的な部分も多かったのですが、今は、気付くと前日行なったことのレビューから始まり、余裕を持って宿題に向かい合えている様子。1日宿題に費やし、1日自由でいることよりも、日々「やらねばならないこと」と「自由な時間」をバランスよく持つことの重要性をここに来て実感しました。
課題の細分化のもう一つの素晴らしい点は、母自身がその課題の意味をよく理解できるようになってきたこと。今までは、「ワーク○ページ」「テキスト○ページ」という機械的な捉え方しかできなかったのが、その日のメニューは一体どこの部分の強化につながるのか、大事な時間を使うことで何が得られるのか、単に「流れていた時間」が、何かを「生み出す時間」へと変化しつつあります。
モンテッソーリのおしごとにおいては、時間を決めずに好きなだけ向き合ってきた娘。なかなか、この「時間管理」は彼女の生活自体に存在しなかったもののため、どのように組み込めば良いか迷った時間も長かったのですが、タスクを細分化し可視化をする方法が、今のところ我が家には合っているようです。これらを徐々に自分でもできるよう、少しずつ導いていくことが出来たらと考えています。
今はまだ1日のタスクをただベタベタ貼っているだけですが、もう少しリズムが掴めたら、登園前、降園後、母の帰宅後と時間帯を3つに区切り、もう少し具体的に管理してみようと思っています。