モンテッソーリ・文化教育「地球の紹介」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

{26F082BB-15E3-4AD4-AEE7-B7DA3B64623F:01}


これは少し前に撮影した、母のお気に入りの1枚(笑)。教師養成講座受講中に出会ったこの地球儀。衝撃的でした。陸と海しかない地球儀。国境線もなければ、国名もない。果たしてこんな地球儀が、どう地球儀としての役割を果たすのか。

あれから2年。これこそ、マリア・モンテッソーリ女史が目指した平和がここにあると痛感しました。分かれている国々は最終的には一つの国家であるべきと願ったモンテッソーリ。世界がこれほどまでにシンプルで平和だったら、世の中の人は皆幸せなのに・・・そう感じずにはいられません。


「平和のための教育を!」と訴えかけていたモンテッソーリの熱い想いは、こちらの書籍にて痛いほど鮮明に綴られています。(こちらもアマゾンでは取り扱いがありませんが、PAULUS SHOP にて購入が可能です。)


平和と教育―平和を実現するための教育の意義




この日娘が行っていたのは、触覚と視覚を用いて、地球を感覚的に捉えるおしごと。つるつるしている部分は海、ざらざらの部分は陸という名称を与えました。今までもこのつるつるとざらざらした感覚は、砂文字板などですでに体験済みでしす。けれども、自分たちの暮らす地球をこのような形で体験できたことに、新鮮味を感じていたようです。


陸よりも海の方が多いと初めて伝えたのは、まだ彼女が3歳の頃だったでしょうか。当時はきょとんとするだけで、何も感じられなかったかもしれません。でも昨夏に海に訪れた際、「うみってほんとうにおおきい~」とその大きさを、身体全体で感じ取ったようです。実体験の大切さを感じた瞬間でした。

そしてこの日、「地球(ちきゅう)」の「球(きゅう)」は「球体(きゅうたい)」の「球(きゅう)」と言うことを知りました。幾何学立体 ですでに「球体」を体験していたからこそ、ピンと来た様子。まさに、モンテッソーリ教育とは知っていることをベースに知らないことを積み上げていく手法だということも、こんなところで確認しました。そして文化教育とは言語教育があってこそ。今までは理論でしか知らなかったことを、娘の成長と共に、一つ一つ感じられる場面が増えてきました。


あと数日で5歳半を迎える娘。日本に生まれ、日本人である娘ですが、その前に地球に暮らす地球人であるということ。「人間は皆、地球に住む家族」というモンテッソーリの願った視点を子どもたちが持ち、大人になることができれば、平和社会へと繋がるのだと信じています。そんなことも意識しながら、しっかりと子どもを見守っていきたいです。


■姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語」


ご訪問、誠にありがとうございますハート


にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村