2015年のホームモンテッソーリを振り返る | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

今年は、長い一貫校生活の幕開けの年ということもあり、正直モンテッソーリよりも、新たな生活に順応することに主眼を置いた1年でした。きっと、モンテッソーリ教育と出会わなければ、これほどまでに我が子に合った環境を貪欲に求め続けることは、なかったでしょう。子どもの家へ通うことも諦め、おしごと時間も激減。けれども、「おしごと」そのものよりも、どこかモンテッソーリ女史が目指したモンテッソーリ教育の本質を、以前よりもちょっとだけ理解することができるようになった1年だった気もしています。(気がしているだけかもしれませんが^^;)

けれども、大きな課題を得た1年でもありました。それは、「おしごとの実践と準備のバランス」です。5歳になり、4歳までの娘とは比べものにならないほどのスピードで、あらゆることへの好奇心、知識欲が湧き上がっています。そんな中、どれだけこの敏感期に応えていくか。

かつては、残念ながら、娘の敏感期を逃すことが何度もありました。本当に我が子が何に興味を持ち、何を必要としているのか分からないのです。けれども、今は、積み重ねた時間がそうさせているのか、この敏感期もだいぶ捉えられるようになってきました。というより、知的好奇心が最も旺盛なこの時期、何でも知りたい!やりたい!のオンパレードと言った方が正しいのかもしれません。だから、かつてのような「おしごとを準備したのに見向きもしてくれない」なんて時代は過ぎ去りました(笑)。ただ、新たな悩みは、泣く泣く敏感期を見て見ぬフリをしなければならないこと。とにかく、四方に広がる娘の好奇心に追いつかないのです。今までは、家庭にて準備した何かを体験する時間が中心だったのが、幼稚園ではそれ以上の体験を日々してきます。習い事の英語教室でさえも、もう立派な文化教育の時間を過ごしてくるのです。本当に一言で表すなら、「追いつかない」日々(ーー;)

教師養成講座を受講中は、マニュアルに書かれた通りのものを用意し、モンテッソーリアンの講師に一歩でも近づくための提示練習を繰り返し、とにかく完璧な準備をしたいと思っていました。けれども、それでは、娘の敏感期はどんどん過ぎ去ってしまう。だからこそ、来年はこの準備の時間と実践のバランスをしっかりと考え、どこに時間をかけ、何を削るか。決してモンテッソーリ教育とは「効率性」を求めるような教育法ではないけれど、どうすれば、娘が思う存分今必要としていることと向き合えるのか・・・そんな部分を真剣に考えてみたいと思います。

今年もブログを通じて様々な出会いがありました。たくさんのメッセージ、コメント、そして実際にお会いできた方々も数名いらっしゃり、本当に感謝しております。来年はより多くの方々と、モンテッソーリ教育について語り理解を深めるとともに、我が家においては、最重要課題の一つとして小学生以降のモンテッソーリ教育をどのように家庭にて取り入れていくかを、研究していきたいと思います。実はこの部分においても、普段なかなかブログには登場しない方々のご協力を多数いただいております。本当に多くの方々に助けられ、今年もこのブログを続けることができました。

いつもいいね!を押し続けてくださる皆さん、本当にありがとうございます。こうしてお付き合いいただけるからこそ、記事を書き続けることが出来ます。参考になるような部分があるか分かりませんが、来年もどうぞ宜しくお願いします。

皆さま、良いお年をお迎えください。
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