5歳児の感覚教育ー幾何学立体を準備する | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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2学期に入り、幼稚園では幾何学図形に触れることが増えてきました。といっても、決して「幾何学」などといった名前のものではなく、このような形が日常のどんなところに存在しているか、組み合わせるとどんな形になるかなど、園児が折り紙やマグネットなどを使用しながら実験していく作業です。

モンテッソーリの感覚教育には「幾何学立体」というおしごとが存在します。娘が最初にこの教具と出会ったのは、子どもの家。3歳の頃でした。家庭でも4歳まではまだ出番があったものの、最近はめっきり触る機会は減っていました。

でも、園での体験がまた眠っていた何かを呼び起こしたのか、「幾何学立体のおしごとをしたい~」とのラブコール。4歳の時に、名称はさらりと紹介したものの、三段階の練習までいかずに終わってしまっていたので、英語版テンプレートに日本語を付け、カードを新しくしてみました。

このおしごとの英語版マニュアルを見ると、おしごとの第一段階に"Feel"とあります。漢字にすると妙に難しい印象を受けるこれらの幾何学図形を感じ取ること。視覚よりも触覚が先にくるこの時期、全体の印象をしっかりと感じてから、細部に視点を変えていくモンテッソーリ女史の手法には、毎回唸らされます。

5歳になった娘は、どうしても基本提示だけだと興味を刺激することが難しいため、今回は幾何学図形の塗り絵や展開図を利用して実際に自分でこれらの立体が作れるよう準備しました。特に最近は、こういった発展活動を準備しておくことで、助けられることが多い母です^^;

最近の娘のおしごとの様子を見ていると、「興味がある」ものというよりは、「これから必要となるものを意識して選んでいる?」という印象を受けます。上手く言葉で表現できないのですが、やはり母がエレメンタリーを視野に入れ始め、気付くと娘にも伝染しているというのでしょうか・・・!?算数でも桁数が多いとそれだけで嬉しそうですし、駅名の漢字が読めることも大喜び。世界の国名や日本の都道府県など覚えることにも快感を感じているようです。自分の生きている世界をしっかりと学び始める時期なんでしょうね^^

同じおしごとでも活動時期により、大人の下準備も180度異なることを、身を以って体験している毎日(笑)。冬休み中に少しは準備もはかどればいいのですが・・・^^;

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