モンテッソーリ・言語教育「赤いカード遊びの実践!」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

昨日記事にした「赤いカード遊び」!早速、娘と実践してみました。

「カードに書いてあったように、動作で表現してみてね。でも、ママには何が書いてあったかは、言わないことがお約束だよ。」

嬉しそうにカードを覗き込みます。まず、最初に始めたのは、「たべる」「あるく」などの単語のみ。だから、ジェスチャーも簡単です。母も娘もお互い簡単に当てることができました。
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2つめのカードは「まどをあける」などの、目的語プラス動詞のカード。読む対象が長くなっていきます。その分、ジェスチャーも難しくなっていきます。

けれども、この活動の目的は、ジェスチャーの精密さや、推測力といったことではありません。ついついゲーム性が優位に立ってしまいがちですが、これはあくまでも「読む」活動。モンテッソーリ教育における読む活動とは、ただ文字を音に置き換えることではなく、意味をきちんと捉えること。だからこそ、読むことよりも書くことが先行され、読むという行為は非常に高度な作業として認識されています。そしてこの「赤いカード遊び」では、読んだことをジェスチャーという形で表現していきます。

途中、娘は「まどをあける」を「まどをあけている」と進行形にしたり、母に当てられるのを恐れて、わざと分かりづらいジェスチャーをしてみたりと、5歳児らしい悪知恵を働かせていました(^^;;でも、ここでのポイントは、「読んで理解する」ことが出来ているかどうか。目的を伝えると、急にジェスチャーの質が上がりました(笑)。そして、自分が正解したジェスチャーは、なぜか文字起こし^^;
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この日は、初日ということで、難易度の高い例文は含みませんでしたが、おしごとの趣旨は理解した様子。これから順次高度なものを少しずつ足していきたいと思います。どんな例文を含むかは、日頃の娘の言葉遣いをよく観察していないと、なかなか思いつきません。母語だと余計に現在の子どものレベルを把握することが難しいのですが、少し意識をするだけで、必要なものが、必然的に見えてくる気がしています。そんなことが頭の片隅に置いてあると、読み聞かせをする際にも、今まで以上に、綴られている言葉に意識がいくもの。面白いですね(*^^*)

なぜ、この活動が「赤」尽くしなのか、まだ理由を知らない娘。まさが、これが近い将来「文法」に繋がっていくとは知る由もないでしょう。動作を表す言葉である動詞は、モンテッソーリの言語教育では、このような赤いシンボルで表されます。動詞も、具体物で表してしまうのが、モンテッソーリ(*^^*)我が家でも、まだタンスの奥で待機しているこの教具。真っ赤な球体と出会う日が、そう遠くないと思うと、それだけでワクワクする母です^^
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