英語に限らず、日本語でもこの「動詞」は文章を構成する上で、非常に大切な要素。モンテッソーリの言語教育をスタートしてからは、長い間、書き方→読み方の順に時間を費やしてきた我が家ですが、そろそろ文法への導入がスタートしようとしています。
清音・濁音・半濁音・特殊音節の紹介が一通り終わってからは、単語を読むことから始め、短文を読む、文章を読むという流れで現在に至っています。
日本語に関しては、やはり母語ということで、つい取り組みもおろそかになってしまうのですが、少し意識をして娘の話す言葉に目を向けてみると、案外まだまだ知らない言葉も多く、もう少し丁寧に見ていく必要があることに気付かされます。
今回準備したのは、「赤いカード遊び」と呼ばれる、動作を表す言葉の理解を進める練習。小さい赤いかごの中に、「わらう」「あそぶ」などの動詞の終止形のことばを1つ、3cm×25cmほどの短冊のような赤いカードに書き入れ、折りたたんで入れておきます。順にそのカードを1枚引き、カードに書かれた動詞を黙読し、ジェスチャーで表して、周りに当ててもらうというゲームです。
以前はモンテッソーリ園の真似をしようと、すぐに100円ショップへと向かった母ですが(笑)、娘一人しか使う人がいない我が家では、最近はとにかく家にあるもので代用する!が、基本。今回は、かごがなかったため、大量にあるこちらのクラフト用紙で、箱を作り、代用しました。
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箱に何も装飾用レースがついていないものは、「たべる」「のむ」「のぼる」「およぐ」などの動詞の終止形である単語ですが、3種類のレースがついている箱には、それぞれ・・・。
①細いレース:「ごはんをたべる」「くつをぬぐ」「まどをあける」
②中くらいのレース:「ドアをあけて、そとにでる」「かぎをあけて、へやにはいる」
③太いレース:「ともだちをよび、あくしゅをして、わらう」「しなものをえらび、レジにいき、おかねをはらう」
①は動詞が1つ、②は動詞が2つ、③は動詞が3つというように段階付けられた例文が、それぞれの箱に収められています。
こうしてみると、動詞って本当に大切!!つくづく感じてしまいます。このおしごとの素晴らしいところは、いつでもどこでも簡単に作れること。意識したい動詞をたくさん入れて、ジェスチャーゲームにしてみれば、楽しいこと間違いなし(笑)。
これらの書籍を参考にしながら、今後も定期的に増やしてみたいと思っています。そして、あまりにも動詞が乏しい娘に、英語でも進めていく予定^^
うごきのことば (言葉図鑑( 1))
幼児のことば教育入門―保育者のための理論と実践 (1977年)
赤ちゃんの頃得意だった「のけぞる」なんて動詞でジェスチャーゲームをしてみたら、大爆笑なんだろうなぁ・・・(笑)。娘の反応が楽しみです。
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