けれども、日頃ほとんどプリントを行ったことがない娘にとっては、カラフルな挿絵が満載の幼児用ワークはほぼご褒美のようなもの。ふらっと立ち寄った書店で、幼児用ワークが並べられているのを見て、もう目がギラギラ(笑)。
けれどもいざ購入しようとするとどれが欲しいのか分からず、散々悩んだ挙句、娘が「絶対これがいい!」と持ってきたのは、こちらでした。
1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)
1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)
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学研教育出版
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「えっ、これ1年生のだよ。」と言っても、全然聞かない娘。「できる~」の1点張りで、結局購入する羽目に。
・・・が、家でよくよく覗いてみると、これが思った以上に魅力的!1年生の学習事項が1冊にまとめられ、そこには「国語」「算数」以外にも、「理科」「社会」も加わり、問題そのものを解くことが楽しくなるような工夫があちこちに施されている印象を受けました。
これ、購入してから気づいたのですが隂山英男先生の著書だったんですね。といっても、モンテッソーリ一辺倒の我が家は存じ上げているのは隂山先生のお名前だけ^^;けれども、最近、書店で手に取る書籍は、選んでみると決まって隂山先生(笑)。けれども、その場でちょっと参考にぱらぱら見るだけで、なかなか購入には至らないという我が家でしたが、今回初めて著書を手にすることができ、嬉しく思っています^^
画期的だったのは、「おうちゼミ」と題したこの書籍。動画のレクチャーとワークが2本仕立てになっているということ。完全抽象という文字の世界だけではなかなか理解しづらいことが、動画を合わせることで、視覚だけでなく聴覚も合わせて使うことができるという優れもの。
「こんな風に学習するんだ」と、モンテッソーリ教育以外全く無知の母には、とても新鮮でした。
そして、理科の中にも名称を埋める言語教育的なものがあったり、どこか教科横断型の印象を受けたこのワーク。
今まで具体物を使ったおしごとで体験してきたことを、紙の上で確認することは、実は有効的なやり方なのかもしれないと感じました。けれども、やっぱりこれは、体験したことを「確認」するという位置付け。体験なしに、紙の上だけだったら、やっぱりここは我が家の理想とする学びとは少し違うのかもしれません。
モンテッソーリ教育が数ある教育法の1つであるように、隂山先生を始め、日本にも素晴らしい教育者の方々・教育法はたくさん存在するのだなぁとしみじみ感じた今回のワークとの出会い。どこか、今までは敢えて取り入れずにやってきた我が家ですが、今後の学校生活を考えると、いかにこの机上での学習を意義あるものにしていくか。ワークやプリントというツールをいかにプラスのものへと変えてゆくか。そんなことが今後の課題にもなってきそうです。
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