娘の幼稚園が始まり早2ヵ月。最近は、言葉や数を取り入れた活動も目立つようになりました。本格的な学習がスタートする小学校まであと2年。言葉と数の敏感期にいる子ども達に、無理なく日常の中から吸収できるよう整えらた環境を大変有難く感じています。
そして、今までは、どのような活動を行なっても、一般的には早期教育的な範疇でしかなかった取り組みが、ついに「学校」という枠組みの中で開花していく時期へ向かっているのだと思うと、期待と不安が入り混じります。
どこか相反するような日本の学習システムとモンテッソーリ教育。純粋にこれら2つを両立していくことはできるのか、または融合することは可能なのか。今までも何度か綴っていますが、最近は益々こんなことを考える時間が増えました。
小学生時代の経験や現行の学習指導要領を覗く限り、個人的にはモンテッソーリ教育と融合することは不可能ではないと感じています。でも、実際には、厳格なモンテッソーリ活動というよりは、モンテッソーリの視点を持った活動。英語で言うのであれば、"Montessori inspired"という表現が一番しっくり来るでしょうか。
そして、この2つ以外にも母が以前より大きく魅力を感じているのは教科横断型学習。これは国際バカロレア機構(IB)のアサイメントを受け持ってから、自分自身が家庭でも出来る部分は取り入れたいと、娘が1歳の頃から思っていたこと。IB校や教科横断型を取り入れているインターの教師陣と面会する度に、惹かれる想いはどんどん膨らみ、これが学びの真髄だと興奮したことを記憶しています^^;
ほとんど知識がなかった当時、慌てて読んだのが左の2冊でした。まさにヨーロッパの知性の虜のきっかけになった書籍。昨年出版された世界で生きるチカラ---国際バカロレアが子どもたちを強くするも非常に気になっています。
モンテッソーリの活動に学習指導要領を意識し、さらに教科横断型も視野に入れてみる。リンゴとバナナとミカンをミキサーで混ぜると案外美味しいかもしれません(笑)。統合は出来なくても、融合はできる!そう信じて、出来そうな部分とそうでない部分のカリキュラムを照らし合わせたりしています。
1日が48時間あれば、今後もずっとずっと純粋なモンテッソーリ活動に精を出すのでしょうが、限られた時間の中で学びを追及し、さらに結果も残していくとなると、行く行くは、ある程度の調整も必要になるのかと感じています。でも、モンテッソーリの視点は常に残しておくこと。やはり、これが大前提になりそうです。
モンテッソーリスクールに通わずしての、実りある学び方。
永遠の課題です・・・^^;
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