モンテッソーリ教育とファンタジー | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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今まで何度も記事にしていますが、我が家の4歳児、キャラクターもの大好きです。

2歳:アンパンマン
3歳:プリキュア
4歳:アイカツ

と、すでに3つのキャラクターをまたぐ遍歴を持っています(笑)。

ファンタジーを推奨しないモンテッソーリ教育。
それを知っていながら、これほどまでに野放しにするのはなぜ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には娘の好きなことは、尊重してあげたい。けれども、同時に娘が好きだとか楽しいと感じているもの以外にも、世の中にはもっともっと面白いことがたくさんあることも伝えていきたい。

こんな視点で、日々娘と向き合っています。

そして、モンテッソーリ教師養成講座を受講中に"Progressive Montessori Educator"ということばを聞いたとき、ちょっぴり気持ちが楽になったことを覚えています。

もしモンテッソーリが今の時代も生きているとしたら、彼女はどのような生活をしているか。彼女がするであろうと思うことを、自分もしてみる。そんな進歩主義的な教育者。それを"Progressive Montessori Educator"と表現するようです。

「現代にモンテッソーリが生きていたら、パソコンも使用しているだろうし、ファンタジーに関する絵本も読むこともあるはず。家では、レゴやお人形、そしてテレビも見ることも当然あるでしょう。家事で忙しいときには、子どもに教育番組やアニメを見せることももちろんある。時には子どもも、親から離れ自分自身で楽しむことを学ばなければならない。だから、これらの行為に対して、罪悪感を抱く必要は全くないのです。」

これは、モンテッソーリアンの講師が考える、現代にモンテッソーリが生きていたらするであろうことの一部^^

このモンテッソーリ教育とファンタジーに関しては、教師間でも常に議論が続くトピックであるため、これはあくまでも、講師の考えだということですが・・・。

モンテッソーリの時代のファンタジーとは、現代のファンタジーとは違い、可愛かったり美しかったりするものではなく、子どもを「怖がらせる」ために使われたといいます。なので、ファンタジーそのものの位置づけが現在とは違ったようです。

ただ、子どもの出発点は「具体」から「抽象」。まずは、本物を味わって、初めて抽象に移行する。だから、日常生活の練習も、おままごと用の食器を使うのではなく、本物のガラスのピッチャーやコップ、ナイフも切れる本物を使う。本物の世界で、本当のことを体験する。これが、モンテッソーリの考えた「具体」から「抽象」の流れなのかなと想像しています。

子どもが想像力を養うためには、まず周りの環境で何が自分にとって魅力的なのか、選択の自由を与えられなければならないと言います。もしファンタジーしか知らなければ、当然ファンタジーしか選ばなくなる。それは決して「選択の自由」ではないということなのでしょう。だからこそ、本物の世界もきちんと見せて上げることも大事なんだろうなぁと、感じています。

娘にとってのアイカツは、どこか憧れのお姉さん。
可愛くて、踊りが上手で、歌も上手くって・・・♡

こんなお姉さんに憧れることは、これも女子としての成長の証(笑)。
そんな位置づけで、我が家はモンテッソーリ教育とファンタジー、共存させています^^

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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