子どもの不安な気持ちを取り除くには。 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。




受講中のフォーラムで興味深いトピックがありました。
そのトピックとは・・・。

"Behavior of the Child(子どもの行動)"

4回シリーズの第1回目は「心配と恐れ」というタイトルでスタートしました。

子どもが何かを心配しているとき、恐れているとき。

「大丈夫よ。何も心配することはないのよ。」

そんな声かけをしても、子どもはやっぱり嫌がっている。
こんな時、どうすれば良いのでしょうか。

モンテッソーリアンの講師によると・・・。

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○子どもを受け止める

「子どもが何をそれほど恐れているのか理解し、
その不安を理解したということをしっかり伝えてあげる」。

例えば

「そうなのね・・・。◯◯が嫌なんだね。」
「うん、ママ分かった。◯◯が怖いんだね。」

こんな声がけが大事なようです。

○問題点を大きくしない

「その不安な状況について長々と説明したり、問題点を強調しない。」

幼児には、シンプルが一番。不必要な説明は、不安な気持ちを煽るだけ。

○解決法のヒントを提示

「その状況を子どもが変えられるような方法を見つけてあげる。」

ポイントは、親が状況を変えるのではなく、
子ども自身ができるヒントを見つけてあげること。

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なかなか難しそうなことですが、こんな体験談をシェアしてくださいました。

ママと離れることができず、いつも泣いていた3歳の女の子。
子どもの家では、いつも別れた後、ドアの近くに座り、
ママのお迎えの時間を待っていたそうです。

「どうして、ドアの近くに座っているの?」
「ママのお迎えを待っているの。」
「でも、ママはしばらくお迎えに来ないから、一緒におしごとしましょう。」
「いやだ~」

更に泣き出す女の子。

「ママがいなくて辛いのね。いつママが来るんだろうって待っているのよね?」
「うん。でも、ママがお迎えを忘れちゃったらどうしよう。」

そこで講師は女の子の不安を取り除くために、
一つの提案をしたそうです。

「ママのことが大好き、子どもの家で一生懸命おしごとしているっていう
サインを書いて、ママの職場に貼ってあげたらどうかしら?
そうすれば、ママは迎えに来ることを絶対忘れないと思うから。」

そして次の日、登園前に女の子はママと一緒に職場へ行き、
デスクの前にこのサインを貼ってきたそうです。
登園すると、張り切っておしごと開始!!
そして、もちろん涙ともおさらばです(*^^*)

***


まずは子どもの気持ちを受け止める。
そして、その状況が好転するような道を見つけてあげる。

まだ子どもと向き合って4年という新米母には難しそうな気がしますが、
今回学んだプロセス。
心の片隅にいつも置いておきたいと思います(*^^*)

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