モンテッソーリ・日常生活の練習「物を分類するおしごと」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

この日、娘が選んだおしごとはこちら。
以前綴った「物を対にするおしごと」に引き続き、「物を分類するおしごと」です。

用意するものは、3枚のトレーと3種類×4つのアイテムと入れ物です。
photo:01


この4つのアイテムは本当は同じものの方が良いのでしょうが、我が家の3歳児は母が用意したおしごとには満足しないことが多いので、若干チャレンジングなものを(笑)。

ということで、今回使用するのは、おなじみSafari Ltd.®TOOBSシリーズ。

サファリ Tube Figures : 8 Flowers 682904 (並行輸入)
サファリ Tube Figures : 8 Flowers 682904 (並行輸入)

サファリ Tube Musical Instruments 685404 (並行輸入)
サファリ Tube Musical Instruments 685404 (並行輸入)

Safari Ltd Zoo Babies TOOB(並行輸入)
Safari Ltd Zoo Babies TOOB(並行輸入)

「物を対にするおしごと」同様、これも意識するのは左から右へ並べるという動作。まずは、トレーを3枚並べ、入れ物から一つずつアイテムを取り出します。同じアイテムだったら、同じトレーへ、違ったら次のトレーへと、左から右へと順に入れていきます。
photo:02


娘の場合は、つまむという動作よりも、アイテムそのものに興味があり、一つずつ名前を挙げながら、入れていきました。途中、「これ、なに?」と聞かれても、分からない名前の花があり、青ざめる母(汗)。事前準備の甘さが伺えます・・・^^;

さぁ、「花」「楽器」「動物」にすべて分類ができました。
photo:03


ここで忘れてならないのがひとつ。
"Admire your work"です。

実は、これはNAMCのマニュアルには書かれていなかったと思うのですが、現在受講中の講座のマニュアルには、必ず明記されています。

分類がすべて終わったら、まずここで一息ついて、今行ったおしごとを見ます。手は膝の上、笑みを浮かべ、成し遂げたおしごとに対して満足感を感じる。誰かからの賞賛に対してではなく、自分自身に対して満足する気持ちを味わう。そんなひと時を、ここで感じることが大事だそうです。

観察している大人の方も、言葉で褒めるのではなく、笑みを浮かべるだけで、十分に気持ちは子どもに届きそうですね。

そして戻すときも、前回同様ひとつずつ。左のトレーから右のトレーという順で戻していきます。
photo:04


そしてトレーを教具棚に戻したら、おしごと完了です。

今回このおしごとをする娘を見ながら気付いたことは・・・。
①アイテムの名前に興味津々。
②それぞれのアイテムが、何個トレーに入っているのか、全部でいくつあるのか、数えることも楽しい様子。

まさしく、こんなところから、言語教育、算数教育へとつながっていくのだなと実感しました。お子さんによっては、ここから文化教育へと発展する場合も十分に考えられますよね。

大きな目的としては「書く」へと橋渡しの役目がある今回のおしごと。
また、ひとつおしごとをして、次の課題が見つかりました。

子どもの成長の早さには、本当に驚かされる毎日。けれども、モンテッソーリ教育が目指しているのは急ぎ足の教育ではありません。個々の成長に合ったスピードで、じっくりと着実に階段を一歩一歩のぼっていくこと。母も、娘の歩幅に合わせて、駆け足だった日常をもう少しゆっくりと楽しみたいと思います。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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