やみくもに、おしごとを並べた日々!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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家庭でのモンテッソーリ教育を意識するようになって約1年。
見よう見まねで用意してきたおしごとですが、最近やっとそれぞれのおしごとの目的、背景にある概念の意味が、少しずつ分かるようになってきた気がします。

以前は、子どもの必要としていることよりも、親がやらせてみたいこと。
見た目も美しいモンテッソーリのおしごとに母が惹かれ、準備が楽しくて仕方がない!

「娘の援助は二の次」状態が、しばらく続きました。

その良い例が、『色水注ぎ』でしょうか。
モンテッソーリ園にある、トレーの上に美しく並べられたピッチャーとグラス。
家でもやってみたい!

100均で購入してきた大人用のグラスを準備し、プラスチックのトレーに並べ、見た目的には立派なおしごとの出来上がり。でも、もちろん子どもの手に合うはずもなく、トレーは滑りやすい。まして「注ぐ」なんて動作は全然できない我が娘。最終的にはただの水遊びになってしまい、「こんなはずじゃない」とイライラの母(笑)。

言葉としては聞いたことのあった「系統性」
なかなか、実践で活かされることはなく、ただやみくもにおしごとを準備する時期が続きました。

「色水注ぎ」を行うためには、あけ移しが必須。粒子の粗いもの、大きいもの、一個ずつが分かれているものから出発し、少しずつ粒子の細かいものヘ移行してきます。そしてこれらができるようになって、初めて液体へと到達。そんな「系統性」を無視した結果が、おしごとを遊びと変化させ、母の期待をイライラへと変化させたのでした^^;

ちなみに、TOP写真は数日前の娘。
以前よりだいぶ上手に注げるようになりました。 と言っても、注ぐ動作はできるようになったものの、注ぐ順番が・・・^^;まだまだ、マスターとは言える日は遠そうです。

今でも「系統性」の理解には苦労している母ですが、これから本格的に、感覚教育、言語教育、算数教育へと進むにつれ、さらに意識する必要があるでしょう。個々の教具だけでなく、教具を提示・提供する順番に大きな意義があると言われているモンテッソーリ教育。子どもの敏感期・発育段階に合わせ、どのタイミングで何を提供するか。そんな判断を誤らないためにも、まずは我が子を観察する目を養いたいと思っています。モンテッソーリが子どもを観察した時に見えたものが、母の目にも映し出される、そんな日が来るでしょうか^^

最近は、ますます娘の行動一つ一つが興味深く、そして愛おしいと感じる日々(笑)。我が子としっかり向き合えるこんな教育法。

出会えたことに、今日も感謝です(*^^*)

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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