起きがけに、娘が棚から運び出したのは「円柱さし」(パジャマ姿失礼します^^;)。
自分でマットを広げ、定位置で活動を始める姿は、1年前の今ごろはまるで想像できない姿でした。
4つのブロックをすべてまだマスターしたとは言いがたいものの、やはり発展活動は子どもにとっても魅力的なよう。この朝はブロックを3つ使用し、おしごと開始です。
やっぱりまだ円柱を完全にばらばらには置きたくない様子。"Sometimes children and girls in particular, need to be gently pushed out of their comfort zones."(女の子は特に、安全圏からやさしく出してあげる必要性がある)というチューターの言葉がよみがえります。
しばらくすると、少しずつばらばらに置き始めました。
さぁ、お楽しみのパート。円柱をひとつずつ入れ、自分の目でしっかりと高さを確認。
穴の大きさが同じでも、間違ったものを入れると、突き出てしまったり、穴に入りこんでしまいます^^;
ほらね(笑)。背の低いものを入れてしまい、取り出すのに苦労中^^:
一回目、無事終了^^;
円柱さしと関わる娘を見ながら、言いたいことがたくさんある母(笑)。
「そうじゃないでしょ。」
「ほら、こっちだってば。」
「もっと、ばらばらに置いてみたら。」
などなど。
もちろん、ポジティブなコメントもあります。
「そうそう。」
「あってる、あってる。」
「それで、いいんだよ。」
けれども、これらを、ぐっとこらえて心にしまっておきます。
まだモンテッソーリ教育に出会って間もない頃。
これらのコメントを頻繁に発していた母。
すると、次第にいつからから、娘の方から・・・。
「ママ、これであってる?」
確認を求めるようになってきました。
確認しないと不安になる娘。
これは、決してモンテッソーリ教育の目指している育ちではありません。
以後、おしごとを評価するような"grading comments"はやめました。もちろん、褒めたいときもたくさんあります。でも、「すごいね。」よりも、「がんばったね。」かな。上手くできた、できないよりも、そこに到達するまでの過程を褒めてあげたい・・・。そんな風に思えるようになってきました。
と言いながらも、やっぱりどこか評価してしまうコメント、まだまだ口にしてしまう時も多々あります。でも、モンテッソーリの教えを心の片隅に置いておくことで、ちょっぴり以前の母よりは、成長したでしょうか(と思いたい。笑)。
日々、母も修行です。
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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