モンテッソーリ・文化教育「たんぽぽ、具体から抽象へ」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

英会話教室を終え、公園に行きたいという娘。

「お教室でお勉強より、そりゃ公園の方が楽しいよね。」と思いながらも、風邪気味だったため、ここは心を鬼にして家へ帰ることを提案。

でも、子どもって天才!
行きたかった公園には行けないのに、与えられた選択肢の中で目一杯楽しみを見つけてしまう・・・。

そんな娘が手にしているのは、たんぽぽの綿毛(Tシャツの柄とかぶり、一瞬どっちが綿毛か分からない?笑)。
 

photo:01



「飛んでいった種が落ちると、またそこから芽が出るんだよ。」
「えー!?なんで?ふしぎだねー。」

最近の3歳の口癖は「ふしぎ」。
そう、世の中は不思議なことだらけなんです(笑)。

この不思議をちょっと紐解こうと、今日の娘のお昼寝時間に、新たなカードを追加してみました。

photo:02



たんぽぽのライフサイクルがひと目で分かる写真を印刷し、ラミネート。

photo:03



言葉でも確認するためにカードも活用。こういった類いのテンプレートは、海外のサイトだと簡単に入手可能なため、後から日本語を付け足します。(今日の体験も、一緒にプリント^^)

photo:04



モンテッソーリの視点から言えば、プリント学習は不要かもしれませんが、たんぽぽのライフサイクルを確認しながら、「切る」のおしごとができそうだったので、こちらも用意。彼女は、プリスクール時代の名残が強いのか、何気にこの手のプリントは大好き^^;

※就寝前の自由時間にやってみたところ、興味の中心が多すぎでした。また、それは後日記録したいと思います^^

photo:05



先日の教師養成講座にて「Concrete before Abstract(具体から抽象へ)」というトピックがあがりました。世の中を抽象的に捉えることのできない幼児。いくら「たんぽぽ」について話そうとしても、たんぽぽを見たことがなければ、心の中に描くことすらできません。だから、「たんぽぽ」という言葉を伝えるときの出発点は実物のたんぽぽ。現実のたんぽぽを見て触って経験した子だけが、後にたんぽぽの絵を見た時に、その概念化ができるといいます。

過去は、がむしゃらにカードを準備したこともありましたが、最近は実体験をした後に、手作りすることが多くなりました。中には、本だけで見たことあるもの、映像だけで見たことあるもの、などもありますが、いつかは本物を見せてあげたいと願っています。もちろん世の中、すべて体験できることばかりではありませんが、それでも、できるだけ見て触れて感じて欲しいなと思います。

実は日常の中にもまだまだ未体験のことがいっぱい。
積極的に、新しいドアを開けるお手伝いをしたいと思っています♡
 

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 教育ブログ モンテッソーリ教育へ
にほんブログ村

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
にほんブログ村