モンテッソーリ・感覚教育「茶色の階段」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

起きがけに娘が選んだのはこちらのおしごと。

「茶色の階段」です。

ピンクタワー、長さの棒と共に総称して視覚三教具と言われるこの茶色の階段。3歳の娘にとっては、単なる角柱で階段を構成しているだけのものですが、後に算数教育へとつながる大事な教具です。

「ママ、こうやってもつんだよね。」(パジャマ姿で失礼します^^;)

右手で最細の角柱を握って母の前へ差し出す娘。どうやら、母の提示をきちんと見ていたということを教えてくれているようです(笑)。
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本当だったら、運動の敏感期真っ只中の今、角柱を一気に手一杯に広げたいであろう中、ひとつずつじゅうたんへと運びます。

そして順番に並べます。
段階づけることは問題なくできるのですが、まだまだ角柱の両端が揃っていません^^;
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そしてお次ぎはピンクタワー登場。
photo:02


Extensionと呼ばれる発展活動は、基本提示を十分にマスターしてからと言われる場合もあるようですが、私が学んだ海外の両講座では「子どもが飽きてしまう前に、バリエーションを持たせよう」と発展活動を推奨。

ピンタワーと併用して積み上げています。どうやら、ピンクと茶色が交互に積み上がっているか、確認中^^
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さぁ、最小のキューブを積み上げる最終段階まで来ました。慎重に、慎重に・・・。
photo:04


この茶色の階段、何度も角柱を持つことによって、子どもはそれぞれの角柱を握るために必要な正確な広げ具合を身に付けることができるとモンテッソーリは言います。段階的変化に対応する筋肉記憶が身につくそうです。

美しいながらも非常に単純に見えるモンテッソーリの教具。実は、先の先まで繋がるような知性への道に必要な要素がふんだんに含まれていると、今日もまた素晴らしさを改めて実感する母でした♡

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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