とは言え、言語教育にそれほど積極的になれない母がいました。なぜなら、モンテッソーリ教育の理論からいくと、日常生活の練習→感覚教育→言語教育といったように、感覚教育なしに言語教育は成立しないと感じていたからです。
まだ提示をしていない「モンテママのたからもの」さんにて購入済みのひらがなの砂文字板。きっと出せば、喜んでおしごとする姿が容易に想像できます^^;けれども、その前に、10種類の図形からなるはめ込み教具のメタルインセッツ。
いや、でもその前に、35種類の図形と交わることができる幾何たんす。
いやいや、触覚を洗練させるなら触覚板と、理論を先行させるなら、感覚教具はいくらでもでてきます。
3歳8ヶ月の娘。
今まで十分に感覚教育と交わってきたとは言いがたい状態。やはり家庭でのモンテッソーリ教育は日常生活の練習、お手伝いが中心となり、それほど感覚を洗練させるような十分な活動はできていません。そんな中、言語教育に踏み入れていいものかどうか。
もしかすると、ここは教師養成講座により考え方は違うのかもしれません。ある意味、理論に忠実であったNAMCと比べ、理論よりも子ども重視な印象の受講中の通信講座KHT。彼女だったらどんな風にアドバイスをくれるのだろうと打ち明けてみたところ、 "follow the child"という、答えが返ってきました。子どもが夢中になっているものを援助してあげる。もしかすると、母の中でもこの言葉が聞きたかったのかもしれません。感覚教育はモンテッソーリ教育の中でも、とても大事な位置を占めています。けれども、色々なSubjectを同時進行してはいけないという決まりはどこにもないと講師からの力強いお言葉。
ということで、最近少しずつ言語教育の環境を整え始めました。
具体的には、NAMCで培った理論をベースに、日本語の言語教育ということでモンテッソーリ教育〈第5巻〉言語教育―理論と実践 (1985年)を、大事に読み込んでいます。 そして、手元にある教具の提示の見直し、新たな手作り教具の追加などなど。そして何よりも大事なのは、娘のひらがなに対する興味をしっかりと観察すること。
こちらは、夜な夜な作ったひらがなカード。
「文字の識別遊び」というおしごとのために、砂文字板と同じ書体を利用して作りました。この「モンテママのたからもの」さんの販売している砂文字板のひらがなの書体がとても美しいんです。思わず、この板を4枚ずつA4の厚紙にコピーして作ったという超手作り感満載の教具(笑)。
3歳児の反応はいかに?乞うご期待です^^
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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