ホームモンテッソーリスクールに向けて~その5~ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



「ホームモンテッソーリスクールに向けて~その4~」の続きです(一体いつまで続くんだ?笑)。

少しずつモンテッソーリ教育に関しての知識も高まり、お手伝いしやすい環境も整い始め、教具・用具もちょっとずつ増え、教具棚(の代わり)も準備。さぁ、いざ実践の時を迎えた我が家。

ちょっぴりモンテッソーリ風に整えられた空間を娘は受け入れてくれるでしょうか。

「Yuzy、見せたいものがあるの。ほら、このおしごとやってみようか。」
「えっ。いま、プリキュアみたいの。あとにしてくれる?」

当時2歳児から浴びせられた容赦ないお言葉(笑)。

そりゃそうです。
彼女の中では、プリキュアが世界一。
それ以上に面白いことなんてないのです。

一見準備万端かと思いきや、肝心の子どもが乗ってこない。
この原因は様々な理由が考えられるようです。

この時のチューターからのアドバイスは「世界を広げてあげる」

なんだかちょっぴり大げさに聞こえますが、この時痛感したのは今まで自分が彼女に見せてあげてきた世界の狭さ。アニメを見せるよりも、他に見せるべきものが世界にはたくさんあるのに、ついつい手っ取り早いものを選んできたことを反省。決してプリキュアを取り上げるのではなく、子どもの興味をもっと広げてあることの重要さを感じた瞬間でした。これは、決して一日二日でできることではなく、日ごろの生活の中での親の心がけが大事。そんな心がけから1年近くが経過した今、相変わらずプリキュア熱は続いていますが、年齢的成長もあってか確実に彼女の興味は広がってきた気がします。今では、新しいおしごとも積極的!決して「集中現象」や「正常化」と呼ばれるところまで繋がっているかと聞かれれば、まだまだな部分はありますが、以前よりはだいぶ成長した気がします。

そしてモンテッソーリ教育スタート時によくあるのが、教師側が「意気込みすぎる」こと。一度にモンテッソーリの経験をさせようとあれもこれも欲張り、必要以上にやったり話したりすることで、子どもは混乱するようです。実際、モンテッソーリ園でも最初の数週間は手に負えない状況ということも少なくないだとか。最初は、教具棚もすかすかの状態からはじめ、徐々にできることを増やしていく。けれども、大切なのはルールは必ず最初に伝えるということ。提示をしてもらってから初めておしごとができる、おしごとした後はきちんと元の場所に戻すなど。しっかりと伝えていくこと、忘れないようにしたいものです。

これからモンテッソーリ環境をご自宅で整えようかと思われているママさん(パパさん)方!まずは、リラックス。お互い楽しみましょう。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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