モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

高1の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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家庭にてモンテッソーリ教育とバイリンガル育児を始めて14年目を迎えます。

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経歴・資格
NAMCモンテッソーリ教師養成講座ディプロマ(0歳~12歳)
シンシナティ・モンテッソーリ中等教育教員養成プログラムセカンダリーコース(12歳~18歳)
米国大学院モンテッソーリ教育学修士課程(MEd)修了
米国大学院リーダーシップ研究学博士課程(PhD)在籍

credit: あきる野モンテッソーリスクール

 

現在、高校1年生の娘。
あと2か月もすれば、16歳になります。

 

この16年間の子育てを振り返って、
「出会えて本当によかった」と心から思うものがあります。

 

それが、モンテッソーリ教育でした。

 

初めての子育て。
周りのお友達より歩き始めるのが少し遅いだけで、不安になっていた母。

 

今思えば、ほんの少しの違いにも心が揺れていました。
でも、その時期にモンテッソーリ教育に出会えたことは、私たち親子にとって本当に大きなことでした。

 

学びとは、教科書の中だけで行われるものではないこと。

自分自身で舵を取り、自分の興味に沿って進んでいくこと。
分からないことに出会った時、すぐに答えをもらうのではなく、まずは自分で向き合ってみること。

 

公教育の小学校とはまた違う、家庭でのモンテッソーリ教育。
それは、親子にとって本当に尊く、貴重な時間だったように思います。

 

だからこそ、娘が小学生だった頃、母は何度も想像していたことがあります。

 

もし、毎日通う学校そのものが、モンテッソーリの環境だったら。

子どもたちは、どんなふうに育っていくのだろう。

 

それは長い間、夢のような問いでした。

けれど、その夢が、この4月、現実になりました。

 

東京都あきる野市に、あきる野モンテッソーリスクール が開校したのです。

 

 

校長を務めるのは、国際モンテッソーリ教師資格を持ち、長年モンテッソーリ教育に携わってこられた、あべようこ先生。

 

ようこ先生と初めてお会いした頃、このスクールはまだ「夢」として語られていました。
その夢が、たくさんの準備と想いを重ねて、ついに現実の場所になりました。

 

母は今、毎晩のように、あきる野モンテッソーリスクールのInstagramを見るのを楽しみにしています。

 

そこに写っているお子さんたちは、知識を得ているだけではなく、確実に育んでいるのは生きる力。

 

自分で考える力。
自分で選ぶ力。
人と協力する力。
暮らしを担う力。
世界に問いを持つ力。

 

そうした、人格の土台そのものを育てているように感じます。

 

モンテッソーリ小学校は、知識を与える場所というより、
人を育てる場所なのだと思います。

 

毎日、自分たちで給食を作ることも、その象徴のひとつのような気がしています。

食べる人のことを考え、手順を考え、役割を分担し、暮らしをつくる。

その経験の中に、モンテッソーリ教育の本質があるように感じます。

 

小学生になっても、モンテッソーリを続けられる。
 

それは、モンテッソーリ教育に魅せられてきた人たちにとって、長年の願いでした。

あきる野モンテッソーリスクールでは、2027年度入校に向けた説明会が開かれるそうです。
 

モンテッソーリ園に通ってきたお子さんの小学生以降の学びを考えている方。
今の学校以外の学び方を探している方。
子どもの探究心や自立心を大切にしたい方。

 

ぜひ一度、この学校のことを知っていただきたいと感じます。

なぜなら、このモンテッソーリ教育というお守りを手に入れただけでも、子育てが変わり、
娘の学びとの向き合い方も、大きく変わったという自らの経験があるからです。

 

だからこそ、この学校の存在を、一人でも多くの方に知ってほしい。

一人でも多くの方に、この説明会が届きますように。

 

そして、一人でも多くの子どもたちが、自分の内側から湧き上がる学びと出会えますように。

心から、そう願っています。

 

 

 

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ゴールデンウィーク最終日は家族で『月島もんじゃ くうや』さんへ。

 

 

美しい横浜の夜景にぴったりと合う、モダンなお店。

夜風に吹かれながら、家族でもんじゃを囲む時間が、とても心地よかったです。

 

そして、テンションがちょっぴり上がってしまったのが、昔懐かしのラムネ。

お酒が1滴も飲めない母には、最高の1杯でした♡

 

 

最近は家族でのお出かけも、娘のその日のノルマを終えてから。

そのため、自然と夕方から出かけることが多くなりました。

 

部活と勉強、そして月1程度のお友達とのお出かけ。

どれも大切にしたい娘は、どれにも本気で向き合っています。

 

ただ、最近の一番の課題は睡眠時間。

11時半までには寝ないと、翌日のコンディションが明らかに下がる。

 

本人もそれはよく分かっているようです。

 

それでも、学校と塾の宿題に追われる日々の中で、思うようにいかないことも多く、時間の使い方については、本人なりにずっと考えていたようでした。

 

現在、塾で受講しているのは英語と数学の2教科。

けれど、高2になると教科数は一気に増えます。

 

今の自分の学力。

志望校までの距離。

そこに辿り着くために必要な勉強量。

 

そうしたものを、彼女なりにひとつひとつ考えた結果、最近、大きな決断をしました。

 

今年いっぱいで、部活を引退する。

 

中1の頃から続けてきたダンス部。

小学生の頃から踊ることが大好きで、小5からはクラブ活動とは別に、有志の課外活動としても踊ってきました。

 

そんな彼女からの、まさかの引退宣言。

 

正直、母としては少し驚きました。

 

幼稚園から同じ学校で過ごしてきた娘にとって、いわゆる「受験」という世界は、まだどこか遠くにあるものでした。

 

2歳から続けてきたホームモンテッソーリの世界も、受験とは真逆にある学びです。

 

自分の好きなことを、好きなだけ。

誰かに強制されることなく、点数をつけられることもなく、興味の赴くままに深めていく学び。

そんな時間をたくさん重ねてきた彼女が、高校生となった今、自分の将来について少しずつ真剣に考え始めています。

 

学んでみたい学校。

学んでみたい分野。

 

まだはっきりとした形ではないけれど、少しずつ輪郭が浮かび上がってきているようです。

 

ただ、それらの場所へ向かうためには、今のままでは時間が足りない。

そう感じたのだと思います。

 

部活と受験を両立されるお子さんもたくさんいる中、

今回の決断は決して簡単なものではなかったはず。

 

でも、睡眠を削り続けることなく、心と身体の健やかさを保ちながら受験に向かうことを考えたとき、今の娘にとっては、この選択が一番自然だったのかもしれません。

 

これまでも部活については、家族で何度か漠然と話し合ったことはあったものの、なかなか結論は出ませんでした。それだけ、娘にとって大切な場所だったのだと思います。

 

でも、気づいたら、自分の中で静かに結論を出していた娘。

誰かに決められたのではなく、自分で考え、自分で選んだ道。

 

大切にしてきたものに、自分で一区切りをつける。

 

その姿を見て、ああ、高校生になったのだなぁと感じました。

 

モンテッソーリ教育では、子どもは自分を育てる力を持っていると考えます。

大人にできることは、その自己教育力を信じ、必要なときにそっと環境を整えること。

 

今回の娘の選択を見て、幼い頃から大切にしてきたものを、もう一度受け取り直したような気がしました。

 

もんじゃを囲みながら、ラムネを飲みながら…。

何気ない家族の夕食の時間の中で、娘の中にある静かな覚悟を、ちょっぴり感じた夜でした。

 

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  • 子どもが「やりたくなる環境」のつくり方
  • ”「やりたい」を「やり遂げる」に変える力
  • ”できること”から”できる自分”へ
  • 子どもは“感覚”で世界を学ぶ
  • なぜモンテッソーリ教育は「感覚教育」から始まるのか

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート

 

 

ゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

この時期は、毎年義実家へ行くのが定番だった我が家ですが、

今年は家族でのんびり過ごすことにしました。

 

今朝は、娘のお気に入りのTHE CITY BAKERY へ。

 

高校生になって、早1ヶ月。

 

娘の学校は、中3から高1でクラス替えもなく、担任の先生も持ち上がりです。

正直なところ、高校生になったとはいえ、そんなに大きく変わるものでもないと思っていました。

 

なぜなら、人間は連続体。

3月31日まで中学生だった子が、4月1日から急に別人になるわけではありません。

 

けれど、実際に高校生活が始まってみると、やはりそこには確かな変化がありました。

 

  • 夏の終わりまでには文理選択を決めなければならないこと。
  • 周りの友人たちが、少しずつ大学受験や将来のことを意識し始めていること。
  • 先生や先輩たちから聞こえてくる話の内容が、少しずつ「その先の人生」につながっていくこと。

 

そうした空気の中で、娘自身も少しずつ感化されているように見えます。

 

この1年ほど、娘は志望校そのものよりも、
「将来どんな仕事をしたいのか」
ということをよく考えるようになりました。

 

興味を持った職業について調べてみたり、実際にその仕事に就いている方の話を聞いてみたり。

世の中には、自分の知らない仕事が本当にたくさんある。

そして、進路というものは、自分がどう生きたいかともつながっている。

 

そんなことに、少しずつ気づき始めているようです。

 

最近、娘にとって大きいなと感じるのが、
「先輩」という存在です。

 

部活のコーチ、塾の先生、幼馴染のお姉さん。

 

幸いなことに、娘の身近には、大学生の先輩たちが数多くいます。

 

その先輩たちから大学生活の話を聞いたり、進路選択の話を聞いたりする中で、娘の中で少しずつ、「自分の将来」と「大学生活」がつながり始めているように感じます。

 

親がどれだけ言葉を尽くしても届かないことが、少し年上の先輩の一言で、すっと入っていく。

 

モンテッソーリ教育では、子どもは自分の発達に必要なものを環境の中から選び取っていく、と考えます。

小さな子どもにとっての環境は、家庭や身近な大人であることが多いですが、思春期に入ると、その環境はぐっと広がっていきます。

 

友人、先輩、先生、社会で働く大人たち。

 

親の手の中だけではなく、もっと広い世界の中で、子どもは自分に必要な出会いや言葉を受け取っていくのだと思います。

 

そう考えると、高校生になるというのは、単に学年が上がることではないのかもしれません。

自分の人生を、少しずつ自分のものとして引き受け始める時期。

 

今でも、さまざまなことを相談してくれる娘。

けれど、将来について考える時間の中心は、少しずつ友人や先輩たちとの会話に移っているようです。

それは少し寂しくもあり、でも、とても自然で健やかなことでもあるのだと感じます。

 

高校生になって1ヶ月。

変わらないようで、やっぱり変わっている。

親にできることは、先回りして道を決めることではなく、娘が自分で選び取っていく姿を、少し離れた場所から信じて見守ること。

 

いつもそう自分に言い聞かせています(笑)。

 

 

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この春、高校生となった娘。

最近少し感じることがあります。

 

それは、思春期の子育ては

幼児期と似ているということひらめき

 

もちろん、幼い頃のように、

手をつないでどこかへ行くこともなければ

身の回りのことを整えてあげる場面ももうありません。


けれど、

 

「親がどこまで手を出すか」

「どこで引くか」

 

という意味では、とてもよく似ている気がするのです。

 

子どもが小さい頃、親はよかれと思って先回りします。
 

危ないことがないように。

困らないように。

失敗しないように。
 

それはもちろん愛情であり、実際に必要なことでもあります。
 

でも、何でも先回りしてしまうと

子どもが自分でやろうとする気持ちまで奪ってしまうことも事実。
 

モンテッソーリの大学院で出てきた

「環境設定のいちばんの害は大人」という言葉に

ドキッとしたことを覚えていますあんぐりガーン


当時は幼児期のこととして受け取っていましたが

今になって、その言葉は

思春期にも当てはまるのかもしれないと

思うようになりました。

 

高校生になった娘は、少しずつ自分の世界を広げています。
友達との関係も変わり、考えることも深まり、

親への返し方も以前とは違ってきたような気がします。
 

成長したと思う反面、こちらが戸惑うことも増えました。

 

親としては、

 

少しでも良い選択肢を示したい。

遠回りしてほしくない。

失敗してほしくない。
 

でも、「よかれと思って」応援しているつもりでも、

本人にはプレッシャーになるのかもしれない。


そんなことを感じることが度々あります悲しい

 

思春期の子どもに必要なのは、

正しい情報や正論ばかりではないのかもしれません。
それよりも、「自分で考えていい」「親は味方でいてくれる」と

感じられることのほうが大切な時期なのかもしれません。


だからこそ、言葉以上に、親の態度や距離感が問われるのだと思います。

 

先回りしすぎないこと。
言いすぎないこと。
管理しようとしないこと。

 

それは放任ではなく、信頼なのだと感じています。

 

それでも、
勉強のこと、進路のこと、将来のこと。
この時期、話し合うことはたくさんあります。


でも、そういう話ばかりしていると、

お互いに疲れてしまうことも…ちょっと不満

 

だからこそ、少し離れたところで

一緒に楽しめるものがあることは、

思春期の親子にとって案外大切なのかもしれません。
 

わが家では、それが今日のトップ写真、

K-POPグループ『TREASURE』です。

 

この曲が好きとか、次のコンサートはいつとか
そんな話をしている時間は、母娘にとって

とてつもなく至福な時間飛び出すハート
 

何かを評価したり、正したりする関係ではなく

ただ一緒に楽しめる時間があることに

ずいぶん助けられている気がします。

 

高校生になった娘を見ていて、親である母もまた、

関わり方を見直しているところです。
 

すべてを何とかしようとしないこと。
先回りして答えを渡しすぎないこと。
そして、ときどき一緒にTREASUREの話で盛り上がること指差し

 

今は、そのくらいの距離感がちょうどいいのかもしれません。

 

◆◆

 

雑誌などほとんど購入したことがない娘。

でも、こちらは入手飛び出すハート

 

ただ、買ってみたものの、
読むそぶりはまったくなく……。

 

どうやら表紙買いだったようです笑

 

 

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  • 今すぐ訂正すべき?
  • “訂正が多いほど伸びない?
  • 訂正は“しない”のではない。では、どんな時に“する”べきか?
  • 訂正の必要が“ほとんどなくなる”環境とは?

 

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート

 

 

 

気がつけば、もう4月。

前回のブログ更新から、3週間以上も空いてしまいました。

 

ご入園、ご入学を迎えたご家庭の皆さん、本当におめでとうございます。

我が家は中高一貫校のため、全く実感は湧かないのですが、

娘もついに高校生です。

 

親も子も、まだまだ中学生気分が抜けない我が家ニコニコ

これから少しずつ、娘も高校生としての自覚が生まれ

親の方も、少しずつ子離れができるよう祈っています(笑)。

 

 

 

さて、今日もモンテッソーリの感覚教育のお話です。

 

モンテッソーリ園には幾何タンスという

存在感のある教具があります丸レッド上三角四角グリーン

 

 

 

 

 

モンテッソーリ教室にある幾何タンスは

とても魅力的な教具です。

 

ただ、これはサイズ的にも

家庭に持ち込むのは難しいかもしれませんショボーン

 

もちろん家庭になくても大丈夫OK

 

本当に子供の知性を動かしているのは

「タンス」ではなく

図形と出会い

それを観察し

整理しようとする子供自身の力だからです。

 

当時3歳だった娘も、タンスというより、

形そのものに強く惹かれていました。

 

幾何学のタンスに触れたときはもちろんですが

日常の中でも、形への関心は止まりませんでした。

 

子供は“分類したい”存在!?

 

2歳半から3歳頃、

子供は大きな発達の転換期を迎えます。

 

それまで無意識に環境を吸収していた状態から

「比べたい」「分けたい」「整理したい」という

欲求が芽生えます。

 

形は、その欲求を満たす最高の素材ですラブ

 

丸いもの。
角のあるもの。
まっすぐな線。
曲がった線。

 

娘が四角形の辺を何度もなぞっていた姿を思い出します。

正方形や長方形を手に取り、じっと指で辺を追っていました。

すぐに次へ進まず、ただ静かに。

 

当時の娘にとっては

遊びもおしごとも同じような感覚だったかもしれませんが

 

「辺はいくつある?」
「全部まっすぐ?」
「同じ長さかな?」

 

どこか小学校で学ぶこれらの知識を

身体で確かめていたのかもしれません。

 

今思うと、それは分類の始まりでした。

 

抽象は、日常の中から生まれる!?

 

モンテッソーリ教育では「具体から抽象へ」と進みます。

 

でもその“具体”は、必ずしも

特別な教具である必要はありません。

 

お皿は円。
ドアは長方形。
時計も円。
窓枠は四角。

 

子供が「丸いね」と言ったとき

それは単なる感想ではなく、

頭の中で「これは円の仲間」と潜在的に

整理をしているのかもしれません。

 

モンテッソーリ教育では、

これらのことを

「形を通して世界を構造化している」と

表現することがあります。

 

当時の母には、

この言葉の意味がまったく分かりませんでしたびっくり

 

でも子どもをよく観察してみると

子どもは目に入るものをただ見ているのではありません。

 

お皿、時計、月。

 

これらを単なる「別々の物」として

見るのではなく

「丸いもの」という共通点でまとめ始めます。

 

バラバラな物を、共通のルールで整理する。

 

これが「構造化」の意味だったのではないかと

今ならしっかり感じることができます。

 

 

見えない土台が育っている

 

実はここで磨かれているのは

「視覚的弁別力」とも言われる力です。

 

たとえば、

 

  • 直線と曲線の違い
  • 辺の数
  • 角度の違い
  • 対称性

こうした細かな差異を見分ける力が育ちます。

 

「一体これが何につながるの?」と

疑問に思う方もいるかもしれません。

 

実は、文字を読む力にもつながります。

 

日本語であれば「ぬ」と「め」。
英語であれば「p」と「q」など。

 

微妙な違いを見分ける力は

形を見分ける力と同じ土台の上にあります。

 

また、「四辺形」という大きな分類の中に

「正方形」や「台形」が含まれることを

理解する経験は

論理的思考の芽生えでもあります。

 

形の分類は、思考の分類ウインク

 

当時、娘が小さな手で

四角形の辺をなぞっていたあの時間。

 

それは、世界の秩序を

確かめる時間だったのだと、改めて感じています。

 

◆◆

 

ついに、あと半月で博士課程の授業も再開。

 

またあのペーパー地獄の日々が始まる前にと、
しばし朝読の時間を楽しんでいます。

 

今朝の一冊はこちら。

林先生が推薦されていた、
16歳で東大に合格した韓国出身の
カリス 東大AI博士さんの著書です。

 

AIの世界に魅了されている娘にとって、
何かヒントをもらえるのではないかと感じています。

 

 

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