先日交換したクラッチレバーで問題発生です。

 

500km超えツーリングの後半、いつのまにかクラッチの切れが悪くなることが数度ありました。

こうなってしまうと、信号で停止するとエンジンまで停止してしまうのであせります。

この状態になるとニュートラルにも入りませんし、エンジン停止後押すこともできない。

 

原因はクラッチレバーの6段階調整機構が勝手に動いてしまい、クラッチを引けなくなるからです。

 

停止前のシフトダウンの際にクラッチレバーの感触が変わるので、この状態になったかどうかすぐわかります。最終的にツーリング中に8回ぐらい発生しました。

 

とりあえず、原因究明は後回しで、この状態になったら、その都度停車して調整レバーの位置を直すことを行い、ツーリングを無事終えることができました。

 

さて、なんで調整機構が勝手に動いてしまうんだろうか。

 

帰宅後、レバー付近を観察したところ、ようやくわかりました。

 

まず、このクラッチレバーはレバーを握るのではなく向こう側に押すと調整機構がフリーになり、調整用レバーが簡単に動くようになります。

 

次に、上の写真が示すように矢印の部分のゴムカバーは調整用レバーにぶつかっています。

 

そして、現在調整用レバーは6の位置で利用できるようにクラッチを調整しています。

 

さらに、停止する直前ににギアを2速からニュートラルに入れる際に、それがきちんとニュートラルに入ったかどうかを停止前に確認するため、癖でクラッチレバーをあえて押してしまうことがあります。

 

こららの条件が重なり、このクラッチレバーを押した時、調整機構がフリーの状態になり、調整用レバーがゴムカバーと接触して、調整用レバーの位置が7の位置(6の外側の位置です)に動いてしまう。これにより不具合が発生となります。

 

このクラッチレバーは6で止まらず、7の位置まで動いてしまいます。

 

癖でクラッチレバーを向こうに押さないようにすれば起きない現象ではありますが、注意していてもついやってしまいます。

 

防水のためのこのゴムカバーを切ることはしたくないので、7の位置まで動かないように加工してみたいと思います。

 

レバー加工後に、また本記事を修正します。

 

#2021.8.31追記

とりあえずゴムカバーの該当部分を裏返して利用しております。これで問題は発生しなくなりました。今後Vスト用とかのレバーにカバーがかからないタイプのゴムカバーに交換予定です。

 

#2021.9.8追記

ゴムカバーをVスト用に変更しました。これでばっちり。

 

#2021.10.25追記

 やっぱり安物ですね。6段階調整機能の要のでっぱりの部分がギアチェンジの酷使(私は頻繁にギアを変える)により削れてしまっているのを発見しました。さてどうしようか。元に戻すとナックルカバーを外さないといけなくなる。6段階調整機能のパーツを少し削ってやれば大丈夫かな。続きはその5になります。

 

 

 

<過去記事>