先日確か北海道の話だったと思うんですけど。
頻繁に出没するヒグマ対策として自治体が地元の猟友会に
熊の駆除を依頼したらしいんですが。
その手当てとして提示された金額が
1日で¥8500
だったそうで。
さすがにその安さに唖然とした猟友会が
そんな高校生のコンビニバイトみたいな金額でやってられるか
と依頼を断ったそうです。
確かに命の危険を顧みずに一日熊と対峙した報酬が¥8500では
ハンターが嘆くのも最もな話なんですが。
ただその報酬の低さを
コンビニバイトを持ち出して比喩するのはどうか
って思うんですよね。
コンビニに限らずどんな仕事だってそれなりの使命や尊厳はあるわけで。
命の危険にしたってコンビニでもいつなんどき強盗に直面するかわからないわけですし。
そんなはした金でやってられるか
ならまだしも
そんなコンビニバイトみたいな金でやってられるか
っていうのはコンビニバイトに対して
あまりにも失礼な話だと思います。
実際そのハンターは自分の仕事に対する自負が強すぎて
コンビニとかファーストフードみたいな仕事を見下してるところはあるんじゃないでしょうか。
もしかしたら蕎麦屋に対してだって
そんな蕎麦屋みたいな生ぬるい仕事ちゃうぞ。
みたいな偏見も持ってるかもしれません。
蕎麦屋だってちゃんと命の危険と向き合って・・・
命の危険と・・・
ぜんぜんぬるま湯やったわ