待ってるだけじゃ救えない事もある | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。

 

災害ボランティア2日目。

昨日はちょっと寝坊したので(と言っても朝4時起き)
ランニングもそこそこに。

この日もいい天気です。

 



急いで弁当を作って


 

また能登空港へ。

うちから空港までは30Km弱。
だいぶ道が綺麗になってきたのでゆっくり走っても40分くらいで着きます



田舎あるあるで地元の人はめっちゃ飛ばすので必然的にこっちもアクセルに力が入る笑

ということでちょっと早めに空港着。


 

昨日も空港発珠洲行きのボランティアは25名。
この日も恋路観光のバスでした。


 

普通の観光需要がないのでこういったところに駆り出されるのでしょう。

そしてまた40分かけて珠洲の社協へ。


 

この日もすごぶる暑そう。

午前は珠洲のかなり奥の大谷地区へ。

 


 

場所が場所なんで9人のチームで。

七尾や大阪、栃木、愛知とまた全国あちこちからの寄せ集めでした。
 

実は大谷は僕の従姉妹の旦那さんの実家があるので家主さんに聞いてみたら
これまた田舎あるあるで

その名字いっぱいおるで

下の名前でないと分からないという笑


結局大体見当は付いたんですが時間もないし作業中なので。
また次回時間とって行ってきます。

ここは地震でぐちゃぐちゃになった部屋の片付けと。

リフォーム後↓


 

畳の引き上げ。


 

ボラセンからは被災宅の写真はNGと言われてるのですが。

どんどん拡散するためにも現実を伝えていったほうがいいと思う。

なので僕は家主さんに了解を得てからがんがん写真撮ってます。

 

帰りに家主さんからこんなのいただきました。


 

さすがにいらんとはいえない汗

そして一旦社協に戻って

 


 

また長い昼休憩。


 

そもそもそも依頼が少ないのかボラセンのニーズ掘り起こしに難があるのかわかりませんが。
この時間が実にもったいない。

 


 

能登町のときは隙間なく(と言うか昼ご飯食べる暇もないほど)
みっちり作業が詰め込まれてたんですが。
ざっと市内を周った感じ需要はいくらでもあると思ったんですけどね。


 

全然片付いてないというか元旦からまるで進んでないとこも多いし。


 

待ってるだけじゃなくてこちら側から仕掛けないと見つからないもの救えないものもあると思う。


 

そしてようやく午後の作業開始。


 

飯田もやっぱりひどい。


 

途中移動式の仮設住宅発見。

 


 

たぶんこれ熊本から運んできたんだと思います。


 

午後の依頼先は若山町の珠洲焼の窯元。

 

 

震災で崩れたレンガと木材、瓦の運び出しだったんですが。
レンガだけでもこの量(手前の一画分)


 

一個4kgハーフでも2kg。
結局軽トラ5台でゴミ収集所2往復したところで時間切れ。


 

ここは翌日以降も継続物件となります。

 

この日のゴミ置き場は飯田港の一か所のみ。

 


 

平日ということもあるがやはりゴミの数も少ない。

 

 

ほんとはここに行列が出来る程じゃないといかんと思うのだが。

 

 

これで2日間の災害ボランティア終了。

まだまだ体力が余ってるのでちょっと不完全燃焼気味ですが

またこれからもずっと続くのでエネルギーは後に取っておこう。

 

 

帰りに柳田村の福正寺に寄り道。


 

ここはうちの家の菩提寺です。

 

 

どうにか本堂は原型をとどめてますが中は酷いそうです。

 


 

クラウドファンディングで寄付募ってます。

 

 


 

そしてコンセール能登で前日見つけたあばれ祭のカレンダーゲット。
¥2000の寄付金と引き換えにもらえるのでもし能登町に行かれる人は是非。


 

これでまた能登ともしばしの別れです。

 


 

次回は6月の第二週を予定してます。
引き続きの支援をニコニコ