先日亀岡のがんこ寿司で53人の食中毒が発生した。
というニュースを見ました。
原因菌はノロウイルスだったので
たぶん感染源は生牡蠣。
たとえ牡蠣を生鮮で提供して無くても
洗浄不足のまな板とか従業員の手とかからいくらでも菌は繁殖します。
亀岡のがんこと言えば以前は地元の資産家が経営してた
歴史的な豪邸が売りの旅館が経営難によって中国人に買い叩かれた後。
そういう瀟洒な物件を利用して新たな需要を掘り起こそうとしてた
がんこグループの手に渡る。
といった経緯があったと思うのですが。
今回の食中毒も草津で発生した件と同じで発症者の人数が多かったので。
亀岡のがんこってどれくらいのキャパあるんだろう?
って調べてみたらなんと
総席数273席
273席って・・・
常に観光客でごった返す場所とか大都市の中心部ならともかく
あの場所でそもそもそれだけの需要ないだろうに。
そこそこ稼働率が上がるのは盆正月とか大型連休くらいだと思うんですが
その時のためにそこまでの箱を維持するのはかなり無駄があるんじゃないかと。
たぶん普通の日は従業員の数もしぼって最低限のスタッフで回してたと思うんですが。
ちょうど食中毒が発生したあたりは花見シーズンで新歓コンパとかの需要もあったろうし
恐らく客数に見合った従業員も確保できてなかったのでしょう。
で衛生管理が後手後手に回って結局大規模な食中毒を引き起こしてしまったと。
結局は稼げる時に稼ごうとして大きな箱を維持するとこんなことになるんですよね。
無理に手を広げず繁忙期は断るくらいの規模で充分だと思うんですけど。
まあがんこグループはこれまでにも賃金未払いとか賞味期限改竄とかいろいろやってますからね。
そういう店を使う方も使う方だと思いますが。
これまたお腹痛いくらいで済んだんだからそれで良しとしないと