何度聴いても刺さる802の春歌 | 注文の多い蕎麦店

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自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


僕は歌を聴くときはTVとかネット配信とかじゃなくて
ラジオから耳に入ることがほとんどなので。
必然的にメロディじゃなく歌詞から感情移入することが多いです。

なので抽象的でキラキラしたアンニュイな歌詞よりも
現実的で泥臭い人間の生き様を切々と表現した詩に惹かれるので。

例えばマイヘアイズバットとかモロハとかハンブレッターズとかハルカミライとか。

それほど音楽に興味ない人にとってはえ?誰それ??
みたいなあんまり一般ウケしないライブバンドのようなミュージシャンにばかりハマります。

そんな中最近メジャーでもかなり人気の出てきた
SUPER BEAVERも昔からずっと大好きでよく聴いてたんですが。
 

彼らの楽曲はほんとクソ熱いほど男臭いロックンロールで。
そのほとんどの作詞作曲を
ギターの柳沢亮太という男が提供してるんですが。
そのド直球なフレーズがやたらと心に突き刺さってくるんですよね。

それはともすれば
昔から何度も何度も使い古されたような古臭い表現ではあるんですが。
それが彼らが奏でる真っすぐなメロディーと渋谷龍太という
小便ちびりそうなほどイカつすぎるルックスの熱いヴォーカルに乗って吐き出されると。

胸の内から何か熱い物がこみ上げてくるようなそんな高揚感に包まれるんですよね。

そして今回FM802の春のキャンペーンソングを柳沢亮太という男が
プロデュースしてるんですが。

参加メンバーはアイナジエンド 、スキマスイッチの大橋卓弥、ポルノグラフィティの岡野昭仁

sumikaの片岡健太、w.o.d.のサイトウタクヤ、GLAYのTERU、TOMOO、キュウソネコカミのヤマサキセイヤ

とまあ個性の強いミュージシャンが集まりまして。
これがまたド直球の汗臭い歌詞で

特にキュウソネコカミのセイヤ君とTOMOOが吐き出す

好きなことを好きでいてね

っていうパートで毎回熱いものがこみあげてしまいます。

セイヤ君なんてお世辞にも歌が上手いとは言えないんですが

あの下手くそ加減がまたいいんですよね。

 

そして最後にスミカの片岡君があの熱臭い歌声で

 

ただあなたの前途を祝して!

 

と張り上げて全員のコーラスに入っていくんですが。

何度聴いても骨がっ震えるような心地よい高揚感が湧き上がってきて

よし頑張ろう!って思えるんですよね。

 

たぶんこの曲音源化されないので知らない人は一度FM802聴いてみてください。

2~3時間に1回は流れると思います。
 

ちなみにこの柳沢亮太という男もたまにコーラスで参加することがあるんですが。

彼もまた

めちゃくちゃ下手くそ

なんですね笑
何かに抜きん出れば何かを犠牲にするということでめちゃ安心照れ