業務スーパーがすべて悪ではない | 注文の多い蕎麦店

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去年の暮れ神戸物産が展開する業務スーパーで販売されていた
ベトナム製のお菓子に基準値越えの食品添加物が使用されていた。
として保健所から自主回収命令が出たことが話題になってましたが。

その件のロールケーキの原材料を見てみると。
指摘された保湿剤のプロピレングリコールだけでなく
デキストロールにソルビトール、グリセリンにプロピオン酸Na、キサンタンガム
コチニール、ph調整剤にショートニングと。
 

使えるだけの添加物残らず使いまくりました
 

ってういうくらいひどい代物だったんですが。
これ値段調べてみると一般の小売価格が

 

180gという大容量で¥250くらい

店頭ではもっと割引されてたことも予測されるので
そもそもこの値段だけで成分表示を見なくともまともな商品でないことは
すぐに分かるのですが。

安さだけで安易に手を出す人も結構いるのかもしれません。


基本的に業務スーパーは国内外の提携生産工場で製造した商品を
大量に仕入れて安価に販売する。
ことで一般消費者に受け入れられてきたのですが。
まずどう転んでも

安い商品がまともであることは有り得ない

ので値段だけでそういう商品に盲目的に飛びつくこと自体が
消費者の知識不足と言わざるを得ないと思います。

 


 

でも決して業務スーパーで販売されてる商品が全てダメ
っていうわけではないんですよね。
むしろ他の普通のスーパーや健康に特化したショップよりも
まともなものも中にはあるんです。

例えば僕が業務スーパーでたまに買うのは
フランスから輸入したカマンベールチーズやブリーチーズであったり。
イタリア産のオイル漬けアンチョビとか
これまたフランス産のガレットブルトンヌやパレットブルトンっていうお菓子であったり。
あとマルサンアイの有機無調整豆乳も良く買いますし
醍醐味噌の豆鼓醤や甜面醤とかも結構重宝してます。

ただしやっぱりそういうまともな商品って他の劣悪な物に比べると
どうしても割高になるのでやっぱり一般の人は
安い方安い方に流れるのかもしれませんね。

結局は安直に値段や宣伝文句だけで商品を選ぶんじゃなくて
ちゃんと成分表示を確認して一体その商品がどういう流通経路で
どんな経緯でこの棚に並んでるのか?
を考察できる想像力が大事なんじゃないでしょうか。

まあそんなめんどくさいことしなくても
身体が勝手にまともなもんとダメなもんを教えてくれるとは思うんですが。
教えてもらったときはすでに手遅れ
なんてこともあるのでやっぱりちゃんと勉強しておかないと立ち上がる