全員無傷という奇跡と使命 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


昨日も朝一で小浜へ買い出し。
と思ったら初競りなのでスタートが30分遅かった。


 

青果の方ではキンキンに冷え込んだ空気の中

場長らしき人の新年の挨拶が長々と。
新年早々職員の士気まで冷え込みそうだ笑


 

ようやく入荷し出したが予想通り水揚げは少ない。
結局今週の鮮魚は


 

60cmのウスバハギ。
皮ハギ科の中でも特に淡白な白身なので刺身よりサラダやカルパッチョがベスト。

それにしても今回の大地震。
僕のばあちゃん家は珠洲の南
能登町の宇出津という小さな漁村にありまして。


 

今は僕の叔父夫妻とばあちゃんの3人で暮らしてるんですが。
正月なので富山と金沢に住んでる従弟妹家族も帰省中
そして僕の家族3人も京都から。

珠洲に住んでる従妹の旦那さんの両親も含めて。
 

京都に住んでる叔母家族以外の親族13人があの大地震の震源地の真上に集結していた
ことになるんですが。
残念ながら家屋の被害は免れなかったものの
全員が無事どころか

誰一人無傷だったというのは奇跡と言ってもいい

と思うんですよね。
しかもその家族の中には100歳のばあちゃんまでいるんです。

もうほんとこれは奇跡としか言いようがない。


 

もし本震発生時刻が少しでもずれてたら
うちらだって土砂に埋まってたかもしれないし
道路から転落してた可能性だってかなりある。

たまたま柳田村の温泉に立ち寄ってた従妹家族だって

どうなってたかわからない。

これだけの被害をもたらした大地震と津波にも関わらず
家族全員が無傷だった奇跡には

必ず意味がある

と思うんですよね。
言い換えれば

まだまだこの世で果たさなければいけない使命がある

ということ。
もちろん僕は今回の地震以前から常に守られている存在には気付いてますが。

同じように家族全員を生かそうとする大きな力が働いている。
とポジティブに考えればその使命はやっぱり頑なに果たさなきゃいけないですよね。

この奇跡に感謝して安堵するだけでなく
ちゃんとその使命は世の中に還元していかないとな。
とそんなことを感じました。

とにかくみんな無事で良かった
また全員笑顔で集合しよう(僕だけ作り笑顔)