早く見つかってたら早く死ぬだけ | 注文の多い蕎麦店

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最近若くして癌で亡くなる方がまた増えてきたように思うのですが。
そういう話題になると決まって

早く癌が見つかってたらこんなことにはならなかったのに

というような論調で。
癌細胞を含めた病原体の早期発見を促すために
定期的な健康診断を受診するように誘導する事例も多く見られます。

確かに早めに病原体を発見することで
大事になる前に治療できる事もあるとは思うのですが。
それと同じかそれ以上に
早めに病原体を見つけてしまったことで

 

本来は自己免疫による自然治癒で済んだ病気さえ掘り起こされ
過度の治療によって逆に身体機能が衰退してしまう


こともあるんじゃないかと僕は考えてます。


現に僕の父親も51歳という年齢で下咽頭癌が発覚した後

あっという間に逝ってしまったのですが。

当時は早く癌を見つけてたらと
周りの大人たちはみんな口々にそう嘆いてたので。
ああそうか早く見つかってたら父親は医療によって救われてたのか・・・
と一度は同調したんですがやっぱりどうにも腑に落ちない。

早く見つかってたところで同じように放射線治療で健康な細胞を傷つけ。
抗癌剤で正常な身体機能もぐちゃぐちゃにした挙げ句。

まだ細胞も若いので他に転移しちゃいました余命半年です

って結局同じ展開になってたのではと。


もし僕が当時今の知識と経験を持ち合わせてたら
化学療法一辺倒の医療には頼らずに。
喉の細胞が癌化した原因を丹念に探って(恐らくアルコールを主とする糖質の過剰摂取)
その根本要因を改善してから後は人間が備えている自然治癒能力に掛けてみた。
と思うんですよね。


 

まだ50歳で癌細胞の暴走も逞しいのなら逆に言えば

それを制御できることが可能な

正常な細胞の働きもまた力強いはず

だったら癌細胞を抑え込むほどの健康な細胞を増やせば済むだけの話で。
その正義の味方である健康細胞まで傷つけてまでして

医療によって癌細胞を攻撃する意味がわからない。

いずれにせよ早く死にたくないなら無駄に早く病原体を見つけてしまわないこと。
そこまで医療を信頼する気もちがあるのなら

自分自身の身体機能を信じる勇気だって必ずあるはず

と訃報を耳にするたびにそんなことを考えてしまいます。
まあとにかくいざそうなったときに狼狽えず

自分がちゃんと明確に自分自身の身体を信頼できるように
日頃から自己管理は徹底しておくべきでしょう。

早く見つかったら鬼になるぞ

って子供のころかくれんぼで教わった気がするんだがデレデレ