田舎の警察にあるべき姿を見る | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


うちの店の前は黄点滅と赤点滅の信号が交わる交差点になってるんですが。
もともと交通量も少ない上に
赤点滅側から入ると本道の見通しがいいだけに

そのままするするっと曲がってしまう

人が多いんですね。


もちろんそれほど危険な交差点でもないので
今まで接触事故さえ見かけたことはないんですが。
取り締まる警察側からしたら
格好の点数稼ぎどころでもあるわけで。

たまに白バイとかが隠れて一時停止しない車を捕まえることが多かったんですね。
で先日またこの交差点で取り締まりやってたので
また罪のないおじいちゃんおばあちゃんから捲き上げるつもりか。

って思ったらなんかいつもと雰囲気が違う。

警察官はこそこそ隠れないで堂々と信号の真下に立って
赤点滅から入ってくる車をじっと見てる。

そしたら飛んで火にいる田舎のじじばばが一時停止せずにスルスルスル~っと。

やおら警察官が違反車に駆け寄って
何やら運転手と話し込んでると。

そのまま切符を切らずにじじばばは走り去っていく

 

ではないですか。

そう今回のこの取り締まりは点数を稼ぐためではなく

あくまでも事故の予防を前提とした

交通ルールの徹底を運転者に促す

ためのものだったんですね。
本来の警察の役目はこれですよね。
違反してから注意して罰金を取るのではなく
事故が起きる前に注意して事故を未然に防ぐ。

それが元々警察権の社会での役割(特に交通課)では一番重要なことですからね。

田舎の警察にそういう社会の良心を垣間見られて

何か心が優しくなったような何とも気もちのいい光景でした。

と言いつつ実際には

 

内緒にしとくからなと

切符を切らずにワイロを要求してたりしてチュー