批判は成長のチャンスでもある | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


うちも結構特殊なスタイルで営業してるので
ごくまれにそれに合致しないお客さんが来られると

口コミサイトとかで徹底的に叩かれることもある

んですね。


もちろん叩かれた側としてはいい気持ちがするわけないし
腹も立つし憤りもするのですが。
冷静に考えてみるとその苛立ちの対象は

意外と自分が原因の場合もある

んですね。


たとえば口コミでまるで根拠の明示されてない批判をされたときは
改善のしようもまるでないのでそんなに憤りも少ないんですが(ちょっとは腹立つ)

逆にピンポイントで料理の内容やサービスに対する批判をもらったときは
確かに一瞬なんやこいつなんも知らんくせにとムカつくこともあるんですが。
後から頭の中で整理してみると意外とそれは

自分でも少なからず心当たりがあったが
経営的時間的に見て見ぬふりをしてスルーしてきたこと


である場合が往々にしてあります。
自分でも気になってたけど誤魔化してきたことを明確に指摘されたから腹が立った。
ということなんですね。

だからそいう言う時はその批判に対してくどくどと反論を考えるのではなく

腹が立った自分自身にちゃんと向き合って
その苛立ちの原因を突き詰めること


が一番大事なんじゃないでしょうか。
そうすれば自ずと料理やサービスもいい方向に改善されることになるので

批判がマイナスではなく逆に自分自身の成長への材料

となるんじゃないかと。


と言ってもやっぱり悪口は
ムカつくのはムカつくのでお風呂でひっそり泣いてますけど笑い泣き