言語変換機を無駄に操る蕎麦屋 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。

 

先日伺った蕎麦屋さんでのことなんですけど。
店主さんがよほど無駄にこだわりがあるようで。

蕎麦が配膳されてから延々と

国産蕎麦粉の十割でございます

繋ぎが入ってないのでお早めにお召し上がりください 

あと薬味はまずはそちらの藻塩に付けて召し上がってみてください

あと鴨汁は固形燃料で常に温かい状態で召し上がっていただけるようにしてますので
そのまま汁に漬けるなり器に移すなりお好みの方法でお召し上がりください

あと・・・

ってはよ食わせろよ蕎麦伸びるがな

ってまるでコントのようなやりとりがあったんですが。

僕の次に韓国人の女の子のお客さんが入ってこられまして。
その店主さん国を確認した後おもむろにスマホを取り出し

言語変換機能を使って接客し始めた

 

んですよね。

もちろんさっきのコントのようなやりとりも

日本語→韓国語に変換→お客さん→韓国語→日本語に変換→日本語→

と倍の手順が必要になるので必然的に
彼女たちがようやく蕎麦を食べるときには・・・

早く食わせてあげて笑い泣き