不誠実さを生み出す観光地商売 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


飲食店に限らず観光地での商売でありがちなのが。
オンシーズンだけ値段を上げるとか高価なメニューに限定して
売上を稼げる時に稼いでおこうというスタイル。

需要と供給のバランスを考えれば需要の多いオンシーズンに
供給量が足らず値段を上げざるを得ないのは仕方ないと思いますが。
あえて供給量を調整してまで価値を上げようという操作は
お客さん対して不誠実としか言いようがありません。

どうにか供給を増やしてお客さんの需要に応えられるように
という姿勢こそ真っ当な飲食店に求められるもので。
放っておいても需要が多いのだから供給を減らして
付加価値の多い方に導いてやれ。
というようなずる賢い商売は必ず最後にはお客さんに見放されると思います。

まあ昨今のインバウンド効果で外国人に営業をかき回されたら
そういう対応を取りたくなってしまうのかもしれませんけどね。
それも観光地の宿命ということでしょうか。
うちは観光地でもなんでもない普通の田舎でよかった人もいないけどチュー
そんなことを感じた紅葉で沸いていた嵐山の蕎麦屋さんの話です→https://ameblo.jp/monomi-soba/