名古屋市の学校給食が質素すぎる。
と話題に上がってましたが。
確かにパンやご飯、うどんが中心のメニューばかりで
圧倒的に動物性たんぱく質の摂取が少ないので。
身体の根幹が形成される一番大事な年少期に不十分な栄養しか摂れないのは
かなり問題があると思います。
そもそも名古屋の給食費が月額3800円ということで。
月20食としても1食190円。
190円でまともな食材を手に入れようとしても非現実的な話になるのは当然のこと。
それを改善するために名古屋市は来年から
600円アップの月額4400円にして
給食メニューを充実させたい。
と意気込んでおられるのですが600円の加算で1食30円のアップ。
今の時代30円で何が食えるというのでしょう。
本来であれば物価の上昇に合わせて収入も増大しているので
月額1万円でも2万円にでも増やして対応すべきなのでしょうが。
問題は子供を抱える各世帯だけでなく学校給食を支えるべき地方自治体にも
お金がない
ということ。
これは単に学校給食というミクロの問題に留まらず
日本国内で循環している資本があまりにも低水準で移行している。
ということに他なりません。
もしまともに資本が循環してれば給食費は1万円に上げて自治体がさらに1万円補助して
月額2万円分の食材(1食1000円)で子供たちに健全な栄養素を。
ということも余裕で可能なんですけどね。
そもそも少ない予算を牛乳やらコッペパンに使うくらいなら
1個30円くらいのまともな卵6個分でオムレツとかの方がよっぽどまともだと思うんですけど。
もし僕が管理栄養士なら給食は卵とか鶏肝とかばかりになりそう