政府が今年度の4月からスタートさせた働き方改革。
その基本方針は大まかに次の3つ。
①労働力の増加
②長時間労働の解消
③正規と非正規雇用者の格差是正。
これらを全て達成するには結局
労働生産力を向上させる
ということが必要になるのでしょうが。
政府からの指示で強制的に働く時間を減らしたところで
果たして本当に生産性が向上するのでしょうか?
上記の方針を全て成立させるには
生産性の高い働き盛り世代の労働時間と賃金を削って
高齢者や時間制限のある非正規労働者へ委譲するだけのことになり。
それが労働生産力の向上に繋がるとは到底思えないんですけどね。
そもそも勤勉と自己犠牲による奉仕で働きまくったからこそ
このアジアの隅っこの小さな島国が戦争で徹底的に破壊されても
欧米などいわゆる先進国と肩を並べるにまで成長してきたわけで。
その長所でもある国民性を奪われて
君たちは働きすぎだ
もっと遊びなさい
と働きたくても働けない政策が取らされるのは
どう考えてもこの国の国力を衰退させるための策略であるとしか思えないのですが。
まあどのみち今の日本はアメリカと韓国とともに泥船に乗った状態ですので。
遅かれ早かれ船をまた泥で補強するのか今の船を見捨てて新しい船を探すのか
決断せざるを得ない状況が近い将来やってくると思います。
もちろん僕はというと。
船などなくても自力で泳げるようにがむしゃらに働きまくるだけですけど自営業でよかった