この時期になるとあちらこちらで雑草を刈り取るチェーンソーの音が鳴り響いてますが。
場所によっては除草剤を所構わず散布して雑草を根絶やしにしてるのもよく見かけます。
それにしてもそこまでして雑草を目の敵にするのは何故なんでしょう?
農家さんや林業家さんが栽培した作物や樹木の栄養が取られるので雑草を抜くのは解るんですよ。
なんせ生活がかかってますから。
じゃあその辺の土手とか公園とかの雑草を抜いてしまわないと住民の生活に支障をきたすのか?というと・・・
そうでもないんですよね。
踏みしめるなりかき分けるなりしてどうにでもなると思うのですが。
じゃあなぜそういう場所の雑草をこれでもかと排除するのかというと。
単に雑草が茂ってると見栄えが悪い。
というだけの理由だと思うんですよね。
そして全て根絶やしにした後のスカッとした空間を眺めながら。
いやあすっきりしたわあ。
などとその幾ばくかのすっきり感を得るためだけの作業に貴重な労力を費やしてるという。
そもそも雑草が生えてくるのも環境にとっては必ず何らかの意味があるわけで。
難しいことはよく解りませんが例えば土壌に窒素を送り込んで微生物が住みやすい環境を整えるとか
土壌に酸素が取り込みやすい状態にするとか。
そういう地球環境における大事な役割をぶち壊してまで一時的な爽快感のために
雑草を抜きまくる作業に果たして意味があるのかな・・・
って今度公民館清掃でこんなこと言ってたら僕は必ず地域から干されるな