チェーン店ではできない個人営業店のメリットとしては
自分の思う通りの料理が表現できる。
お客さんとの距離が近いので生の声が聞きやすい。
などいろいろありますが。
最大のメリットは。
状況に応じて臨機応変にアドリブ対応ができる。
ということではないでしょうか。
例えば暦は夏でも今日はちょっと肌寒いからお茶は温かいのにしておこうか?
とか。
子供が一人いるから前菜は辛いの抜きにしようか?
とか目の前の状況によってサービスを変えられるというメリットがあるんですね。
これがチェーン店だとマニュアルに沿って営業しないと統率が取れないので。
初夏でありながら気温の低い日でもキンキンに冷えたお茶でお出迎え。
とか。
子供がいようがいまいがお通しは激辛キムチで。
みたいな仕打ちになってしまうんですね。
ところが個人経営店でありながらその最大のメリットである
極め細やかな柔軟なアドリブに対応できてない店が結構あるのも事実です。
その多くはほとんど従業員の教育及びコミュニケーショ不足に問題があるのでは?
と言わざるを得ません。
メニューに書いてないものはできない。
教えられてないことはできない。
というのではチェーン店と何ら変わりなく折角のメリットをみすみす放棄してますよね。
教科書的なマニュアルだけで決めてしまわないで
あくまでもお客さんならどう感じるか?という視点に立てるように教育していきたいですよね。
せめて自分で判断できないなら気軽に上の人に相談できる空気感も必要かと。
逆に何もかも指示を仰がないと動けないのも問題ですけど
そんなことを感じた東京の蕎麦屋さんの話です→https://ameblo.jp/monomi-soba/