アルビノやXPこそ正常遺伝子だ | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


アルビノ(先天性白皮症)もXP(色素性乾皮症)も
どちらの病気も紫外線に対するDNAの修復機能がないので
太陽の光を浴びると皮膚癌を発症する確率が大幅に高くなることが知られています。
現代の医学ではこれらを先天的な突然変異として病気扱いしているのですが。

そもそも約38億年前に地球上に生命が誕生したときには
陸上は紫外線の影響が強すぎたので生物は海の中でしか生息できませんでした。
その後海の中で増殖し続けた藻類の光合成活動により大気中の酸素量が増大し
これがオゾン層と言う紫外線をブロックする遮断壁を形成したことにより
生命体が陸上でも生活できるようになったのです。

それでも大気中に紫外線が降り注いでいることには変わりはなく
生命は紫外線によって破壊されたDNAを修復する機能を身につけて陸上でも生活できるように進化を遂げたわけですが。
と言うことはアルビノやXPなどのように紫外線によって傷つけられた遺伝子が修復されないということは
38億年前に誕生した生命体と同じようにこの地球上における生命の長い歴史の中で考えると
限りなく純粋で言わば原種と呼ばれる存在であるとも言えるのです。

つまりアルビノやXPが遺伝子の突然変異なのではなく
むしろ紫外線に対するDNA修復機能のある我々一般人のほうが純粋な生命体からは変異した存在である。
と言えるんじゃないでしょうか。
そう考えればもし仮にこの先オゾン層が破壊されて陸上で人間が生息不能な環境になった場合
誰が人間の遺伝子を次の世代に繋いでいくのかは言わずもがなの話ですよね。

結局はどちらが異常でどちらが正常かは主観的な立場が変わることによってどちらにも転ぶ可能性があるということであり。
物事を異常正常で判断することの虚しさをひしひしと感じざるを得ません。
そんなことばかり考えてる僕はどちら側からみても明らかに異常なのでしょうけど笑い泣き