福井県の今庄産。
写真だとわかりにくいかもしれませんがかなりの小粒種です。
一般的に小粒の蕎麦の実は石臼の目立て(溝)の間に入り込んで
細かく挽けない。
及びすぐ詰まるというデメリットがありますが。
ただしこと旨味という要素に限って言えば断然小粒のほうに軍配が上がります。
その理由は小粒の方が栄養素が凝縮されているから。
だと僕は考えてます。
これは蕎麦の実に限ったことではないのですが。
野菜にしろ魚にしろ畜産にしろ
その固体一つ一つが持ってる栄養素とかいわゆる旨味の類は
それぞれの質量の大小に関わらず全て同じ分量しか含有していない。
と僕は捉えていますので。
サイズが大きいものよりも小さいものの方が質量に対する栄養素の含有率が高くなるということです。
例えば同じ100gの大粒の蕎麦の実100個分と小粒の蕎麦の実200個分なら
栄養素や旨味に限って言えば同じ量でも小粒の方が2倍多く含んでいるということになります。
もちろん人間だって大きいものより小さいもののほうが断然クオリティは高いということ