個性を伸ばすなら東京より地方で | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
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この前東京に行って思ったんですけどね。
あれだけの人が一か所に集中してよく統率が取れるよなあ。
って感心したんですけど。

例えば電車なんかもあり得ないほど路線が入り組んでるのに
全てマーク表示で解りやすく表示されていて。
そのマーク通りに進んでいけば何の迷うこともなく目的地に辿り着けてしまうという。
しかも道行く人々は皆理路整然と乱れなく猛スピードで行進しているにも関わらず
どこかで衝突が起きるわけでもなく混沌状態が生じるわけでもなく。

京都や大阪の中心部なんかも確かに人がたくさん流れているのですが
やっぱり東京のそれとは違う。
大阪や京都は例えるならドンキみたいなもので何もかもが猥雑としてガチャガチャしてるんだけど
そういう所からピンポイントで自分の価値観に合うものを見つけ出せた時の喜びと言うか。
予定外の発見に胸がワクワクする。
みたいなところがあるんですけど。


 

東京の場合は何もかもが合理的に効率的に整備されていて無駄がない。
ということは言い換えれば新しい発見も意外なアクシデントが発生することの確率も極端に低いわけであり。
そういうハプニングに人生の価値を見出す僕なんかにとっては逆に面白味にかけるのかもしれません。


 

まあとは言ってもあれだけの人が集まる中で皆が自分の個性を主張し始めたら
さすがに収拾がつかなくなりますもんね。
だから僕が思うに若いときは地方で自分の個性をいかんなく伸ばして
長じてから東京に飛び込んでその個を集団と調和させるために整理する。
というやり方をすれば効率的に人間力が伸びそうな気がするんですけど。

そろそろ僕も個性を整理した方がいい年ごろなのかなチュー