白血病治療の新薬として期待されるアメリカノヴァルティス社(公式上ではスイス)の
キムリアの薬価が過去最高額の約3349万円として保険適用されることが発表されました。
日本の医療保険では高額療養費制度が適用されるので患者さんの実際の負担額は
およそ41万円程度で済むことになります。
と言うことは残りの3300万円ほどを日本の健康保険制度で負担しなければいけないということであり。
国民からかき集めた多額の保険金がアメリカ側に流れるということになります。
患者さんにとっては一縷の望みを託せる希望の新薬が40万円ほどの負担で手に入る。
ということは意義のあることだとは思うのですが。
果たして日本の健康保険制度がこの先こういう仕組みで存続できるのかな?
という疑問を感じずにはいられません。
そもそもこの遺伝子療法自体が人間の未来にとって有益なのかな?
っていう根本的な不安もありますけど。
とにかくここ最近の著名人の若者における急性白血病の増加→
アメリカが開発した新薬の日本での保険制度適用。
という流れがあまりにもスムーズすぎで何か恐ろしい